IN THE KITCHENあの人の台所 VOL. 01 杉本雅代さん アートディレクター・酵素シロップ作家 

2021.05.28

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クリエイターのキッチンを訪ねる連載がスタート。食生活を営み活動を支える場であるキッチンには、人となりとライフスタイルが宿っています。第一回目は、アートディレクター&酵素シロップ作家の杉本雅代さんが登場。「今ほしいもの」からも、彼女らの美学ともの選びのノウハウを探ります。

杉本雅代さん

アートディレクター&酵素シロップ作家。
ブランドの立ち上げやPR、カタログやプロダクトデザインなどを手掛ける。 3.11震災以降、酵素シロップ教室を各地で開催。 著書に『手作り酵素シロップ』『続 手作り酵素シロップ』(文化出版局)、『日々によりそう はじめての酵素シロップ』(BLUE LOTUS PUBLISHING)がある。 2013年には、無印良品グランフロント大阪Open Mujiにて『酵素と暮らす展』を開催。 2020年10月22日放送のNHKあさイチにも出演した。
https://www.instagram.com/masayo.sugimoto/

緑に囲まれガラスの容器が並ぶキッチン・ラボ

グラフィックデザイナー、料理研究家である杉本雅代さんのアトリエがあるのは、神奈川県、葉山。「もともと平屋に住みたいと思っていて、グリーンが覆う友人宅を引き継ぎました。酵素シロップは季節の果実と花々が主役。内装は修復と手入れを繰り返して、白とウッドを基調に。必要なものだけを置くことがこだわりです」

テーブルのあるフリースペースの先には、ステンレス製の業務用キッチンスペースが。「コロナ禍を機に、酵素シロップのワークショップ以外に酵素シロップの瓶詰めをオンラインで販売するようになりました。アトリエはメニュー開発や商品の製作や発送作業をする場となっていますね」。もともと、3.11の震災を機に健康について考えるようになり、発酵食品で免疫力を上げるために酵素シロップ作りを始めた杉本さん。内装の壁はペンキとともに酵素溶液を壁に塗っていいて、室内の空気を清潔に保てる仕掛けになっているそう。

一面、白で覆われた壁面と備え付けの収納スペースは、まるで海外のラボラトリー。無彩色で統一されたスペースは鮮やかな酵素シロップの色を引き立てるため。電球に逆さにしたフラスコのモチーフを合わせたライトに杉本さんらしい遊び心が見て取れます。

他にも、杉本さんが想いを寄せるのは環境問題。液体食器用洗剤の使いすぎを危惧して愛用しているのはミスターQという固形石鹸。昭和の名品で少量でもよく汚れが落ちるところが気に入り、販売も手がけているのだとか。業務用冷蔵庫の横にあるのは、愛用の麻のエプロン。地元葉山のブランドのアイテムです。

「繊細で透明感のある食器が好きです。戸棚にはさまざまなガラス容器を並べていますが、どれも実用品。よく家の近くや畑で採ったハーブや野花をさしています」シンプルで自然豊かな地に寄り添うような世界観は、美味しくて見た目が美しいシロップが生まれる背景が目に浮かぶスペースでした。

杉本雅代さんが今ほしいもの

Life&Beauty by JUN ONLINEから、杉本さんが気になるアイテムをセレクトしてくださいました。 発酵シロップ作りのプロセスで「あったらいいな」を叶えてくれるお皿やボウルをご紹介します。

ミニサイズで使い勝手がいい。
ボウル、平ザル、丸バットは三位一体

手のひらサイズのボウルを手にさっと庭先に出て、ハーブを摘んできた杉本さん。酵素シロップ作りでハーブを使うことは日常の一部だという。小さい容器はかさばらず、見た目もチャーミングなことがセレクトの理由。使用するシチュエーション毎に、他のパーツと組み合わせればアレンジが効くので用途の幅は無限大です。

【conte】まかないボウル130

摘みたてのハーブをさっと洗って小さな平ザルで水切りができる小さめサイズは、薬味など少量の素材の扱いに最適。ボウルと平ザルを組み合わせれば、そのまま食卓に並べられるスタイリッシュさ。杉本さんは、少量のシロップをこすときに使いたいと一言。ステンレスは清潔感と無機質な表情がラボの雰囲気があるキッチンにもよくお似合いです。

【conte】まかない平ザル130

ボウルと平ザルと同等のサイズ感の丸バット。調理中の食材を少し置きたいときに役立ちます。ボウルと組み合わせたら埃を防ぐ簡易的な蓋として、平ザルの下に置けば水切りの受け皿として使用可能。杉本さんも、3点組み合わせたらざる蕎麦ができそうとアイディアが。小さめサイズが一人暮らしやキャンプでの調理でも活躍しそうです。

【conte】まかない丸バット130

置けば食卓が華やぐうつわ。
大ぶりのLサイズはトレーがわりに

〈SALON adam et ropé〉のオリジナルライン、〈emblème {S} 〉の磁器のうつわ。ぱっと見て、優しげな色とマーブル柄が気に入ったと言う杉本さんは、Lサイズを酵素シロップを注ぐグラスや氷、ミネラルウォーターが入ったガラスの瓶をまとめるトレーとして活用。電子レンジや食洗機にも対応した丈夫な素材です。

SALON adam et ropé 【emblème {S}】マーブル L

使用頻度の高いレモン。
絞り機と小皿にまとめてコンパクトに

大正時代から金属製洋食器をつくる新潟県の老舗、〈工房アイザワ〉によるレモン絞り機。ステンレス製で酸に強く、テコの原理で切ったレモンを絞れます。先端の注ぎ口が手を汚すことなく果汁を垂らせる優れもの。もちろん柚子やかぼすにも応用可能。杉本さんは酵素シロップと出すレモンと合わせて食卓に出したいと思いセレクト。

【工房アイザワ】こもの100 レモン絞り

大理石のような柄が高級感あふれるうつわのSサイズ。小さなおかずや付け合わせをよそう小皿としてはもちろんのこと、頑丈な作りで深さがあるため小物入れとしても使えます。「小さな果実と道具をまとめるのに使いたい」と杉本さん。普段の食卓に並べて、テーブルコーディネートの一役を担う一品です。

SALON adam et ropé 【emblème {S}】マーブルS

おやつの時間にも活躍。
どんな食材でも合うシンプルなデザイン

杉本さんのキッチン・ラボは、娘さんやお友達がよく訪れる開かれたスペース。来訪者とおやつを囲むのが楽しい時間なのだそう。そんなときに使いたいと〈SALON adam et ropé 〉の〈emblème {S}〉のうつわMをセレクト。新作の酵素シロップ入りのクッキーを並べて、ティータイムにも活用いただけました。

SALON adam et ropé 【emblème {S}】マーブル M

自然体でありながら実用性を重視してもの選びをする杉本さん。デリケートな色や素材選びと植物と共にあるコーディネートは独自のセンスそのものです。無農薬に近い食材や間引き用の果実を直接農家さんから仕入れて酵素シロップを作り、余ったシロップはクッキーにする。美味しいくて見た目の良さに止まらず、フードロスにも思いを巡らせるクリエイティビティに自然界や食べものへの愛情を感じました。




TEXT: AIKA KAWADA
PHOTO: SOICHI ISHIDA

エディター AIKA

大学卒業後、語学と服飾デザインを学びにパリへ。
バイトで始めた編集・ライターが本業になり、ファッションやビューティを中心に執筆。
週末は映画とビオワイン、パンがあれば幸せ。
瞑想とアーユルヴェーダが気になる。

エディター AIKA

大学卒業後、語学と服飾デザインを学びにパリへ。
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    TEL:092-235-7177

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