LETTER FROM SEIKO HAYASHIVOL.04 ハリとコシを出す!30代からのヘアケア
2023.01.20
アクセサリーデザイナー、エディターとして活躍する林聖子さんの連載がスタート。「肌はファッションの一部」と語る林さんと一緒に、30代の女性にぴったりのアイテムを紹介していきます。第4回目ではヘアケアにまつわる商品に注目。30代半ばを過ぎた林さんのリアルな声を参考に、自分にぴったりのヘアケアを見つけてみてください。
林聖子/〈atelier ST, CAT〉CEO
1986年生まれ、東京都出身。南青山でブライダルリングやジュエリーを取り扱う〈atelier ST, CAT〉を運営しながらエディター、モデルなど様々な活動を行う。気分の上がるスキンケアアイテムに特化したインスタアカウント「Skin is Fashion」を運営するなど、美容家としても活動。2022/9出産、2人の男児の母。
Instagram: @payacat
ハリとコシを出す!30代からのヘアケア
明けましておめでとう御座います。30代からの大人美容コラムも、vol.4を迎えました。今回は、30代になってくると問題の上位に入り込んでくる髪の毛問題にフォーカス。20代までは自分の髪の毛にハリやコシがなくなってくるなんて考えたこともありませんでした。けれど、最近、ぺたんとボリュームのない髪、元気にふわっと立ち上がらない頭皮が気になって仕方がないのです。後ろ姿が、貧相になってないだろうかと、とても心配。
「ヘアメイク」という言葉がある通り、髪型もスタイルの一部。フワッと元気な髪の毛と頭皮で、どこから見られても魅力的でいたい!そんなお気持ちの皆様におすすめのアイテムを試してみたのでご紹介します!
髪の毛を洗うのに、石鹸を使うのは記憶する限り、初めての体験でした!最初は正直、「え、ヘア専用って言ったって絶対きしむでしょ・・・」と半信半疑だったこちらのシャンプーバー。結論から言うと、今回一番びっくりして一番良かったアイテムでした。手収まりの良い石鹸を髪の毛が絡まらないよう、上から下に滑らせるのですが、するすると濡れた髪の毛に馴染んでいき、使い方は全く難しくないです。
ある程度髪の毛に馴染んだら、私は頭皮を洗いたいので、髪の毛に指を入れ込み。するすると頭皮&リンパマッサージ。なぜかこれだけで、髪の毛がふっくらもったりするのが分かります。決して主張し過ぎない、ナチュラルな香りも心地良い。そこまで泡立たない分、頭皮のマッサージに集中出来て、すごく良かったです。 肝心の洗い上がりは、まったくきしまないか、と言われるとそれは髪の状態にもよるかと思うのですが、トリートメントなしでも問題ないくらいの指通り。どうしても気になる人はトリートメントや洗い流さないオイルなど使うのが良いかもしれません。ドライ後は、私はきしみは気になりませんでした!むしろ、トリートメント無しとは思えないほどにサラサラ。使う度に髪が健康的になっていく感じです。
ヘアマスク、定期的に使いたいなと思っているんだけど、何が一番ネックかって、マスクをしてから時間を置かないといけないこと。髪の毛にきちんと伸ばして、髪の毛をまとめて10分や15分待つのって、たったそれだけのことなのに本当に大変なんです、、、バタバタしていると。
このシート付きのヘアマスクは本当に画期的だなと思いました。シート内にたっぷりトリートメントが塗布されているので、洗い流した髪の水分を少しだけきってから、すっぽり覆うように被って、ペタッとテープで留めるだけで準備OK。
私は、髪の毛全体にトリートメントが行き渡るか少し心配だったので、シートを頭の上でぐるぐる回してからペタッと留めました。テープはどこでも留まるので、頭の大きさは関係なく被れます。シート自体もかなり大きいので、男性にもOK。ヘアマスクしながらお風呂に浸かるのって、垂れてきたり、触れしまったりと、何かと面倒ですが、その心配もなく、悠々と携帯いじったり美顔器当てながら入浴出来たのが嬉しかった。
Life&Beauty by JUN ONLINEで12月から取り扱いを始めたという、日本ブランドのマルチオイルを使わせていただきました!このオイル、本当に香りが良いんです。
30代になってくると、スキンケア、身体作りと同じくらい意識したいヘアケア。若々しさや魅力って、一部分だけや表面だけを綺麗にするのではなくて、全身をバランス良く整えることだなぁと、感じます。その一つとして、若い頃は意識していなかったヘアケアに注目した今回。アイテムの使い心地などを考えることで、改めてヘアケアについて見直すことが出来ました。しかも、ヘアケアって絶対的に家での日々の努力が肝心ですよね。サロンで整えてもらっても、自宅ケアを怠ると台無し・・・。まだまだ寒い日が続きますが、日々のヘアケアを続けて、春風に舞う、美しいヘアを手に入れたいなと思います!
TEXT: SEIKO HAYASHI
PHOTO: SOICHI ISHIDA