
PLAY COLOUR大人のためのメイクレッスン VOL.03 POINT COLOUR
2023.04.07
マスクを脱いで久しぶりにメイクを楽しめる時がついにカムバック! さらに出会いの季節には、メイクもときめくカラーを取り入れたくなる。「いかにもここがポイントです!」という力んだ感じのカラーメイクじゃなくて、ライフスタイルに溶け込みながらもブラッシュアップしてくれるような抜け感もある大人のカラーメイクをお届けします。リップ? 目元?はたまたアイブロウ? あなたはこの春どこに彩りを添えますか?
SCENE1
ピンクは彩度を操ることで
シックにつけこなす
淡すぎると可愛らしくなりすぎたり、腫れぼったく見えたり、ヴィヴィッドすぎると80sムードをかもしだしてしまったりと意外に難しいピンク。目元にピンクを取り入れる時は、 〈AINOKI mebuki(アイノキ メブキ)〉 の 「フォレスト フィールパウダー アイズ」 シリーズのようなくすみピンクを選ぶと腫れぼったく見えることなく、印象的な目元を作れます。リップを 〈7NaNatural(ナナチュラル)〉 のヴィヴィッドだけど甘くないピンクで引き締めれば、モードな空気も漂うシックなピンクメイクが完成。
STEP1
ソフトマットな質感の
スモーキーなピンクをアイホールに
筆をつかってアイホール全体にパレット「花影(63)」の左側のスモーキーピンクをふわっと軽いタッチでのせる。ソフトマットな質感なので、簡単におしゃれな目元に変身。


STEP2
下まぶたには上まぶたより
濃いめの引き締めカラーをオン
目元に深みを与えてくれるパレットフォレスト フィールパウダー アイズ「黄昏(22)」の左側のレッドブラウンのカラーを下まぶたに。少し濃いめカラーを筆で細めに入れることで、ピンクメイクを少し引き締めて。


STEP3
目を引く鮮やかなピンクは
ラフに塗るのがポイント
筆で輪郭を取ると古い印象になってしまうので、リップは直塗りがポイント。チーク、アイシャドウとしても使える 〈7NaNatural〉カラースティック「02 モモ (63)」は、小さめサイズでチャレンジカラーにもトライしやすい大きさ。


FINISH!
春らしいけど甘すぎない
ピンクのワントーンメイク
目元はマットな質感かつ彩度の低いピンクを選ぶことで、発色させるというよりもピンクのニュアンスをまとうイメージ。同系色だけど、リップは冴えた色を選ぶことでピンクでもクールなメイクに仕上げて。

SCENE2
ラフさを残したプレイフルメイク
いつもの自分をアップデート
ポップなカラーだけど、イエローベースが多い日本人にマッチしやすいイエローを主役にしたカラーメイク。ピンクメイク同様に、イエローを選ぶときのポイントも彩度低めのカラー=くすみカラーをチョイスすること。〈AINOKI mebuki〉の 「フォレスト フィールシアー リキッド 朧月 (80)」 は、カラー系アイテムでも落ち着いたトーンに加えて、シアーな付き方も軽さが生まれるので使いやすいアイテムです。目元をポイントに据えたら、その他のパーツは〈product(ザ・プロダクト)〉の 「ナチュラルグロウカラー」 のシナモン(80)やウォルナット(80)といったなじみやすいカラーで引き算を。
STEP1
リキッドシャドウはアイホール全体に
広めにのせてなじませる
目を開けたときにもカラーが見えるように、眉尻下あたりまでアイホール全体に指でポンポンと叩き込むように広めに色をのせる。ソフトマットなイエロー「朧月 (80)」は瞳の色を美しく引き立てるのにも効果的なカラー。


STEP2
マルチカラーは筆を使って
軽く色をのせる
チークだけでなく、目元や口元にも使えるナチュラルグロウカラー 「シナモン (80)」。色がのりすぎないように、筆を使って軽いタッチでささっとのせるのがポイント。


STEP3
リップには全体のバランス役の
おしゃれカラーをチョイス
ナチュラルグロウカラー の「サンセットコッパー(70)」はしっかりと発色するので、指に取ってぽんぽんとラフにつける。そうすることで抜け感が生まれます。


FINISH!
カジュアルに楽しみたい
スタイリッシュなカラーメイク
主役のイエローをスモーキーなカラートーンのイエローを選ぶことで、プレイフルだけどカジュアル感もあるメイクに仕上がります。メイクで思い切り遊んでいるときは、ファッションはカジュアルなスタイリングと合わせるとグッドバランス。

SCENE3
眉に色をひそませた
ハッと目を引くカラーメイク
カラーメイクというと、目元や口元にフォーカスがいきがちだけど、アイブロウメイクもカラーを楽しんで欲しいパーツのひとつ。アイブロウの場合はマスカラなどをカラーにチェンジすれば良いだけなので、意外にもテクニック入らずで簡単。〈AINOKI mebuki〉の眉に新たな表情を宿してくれる絶妙カラーの 「フォレスト フィールアイブロウ フィクサー」 がラインナップ。チークは肌のアンダートーンやpHによってコーラルレッドやピンク、オレンジに変化するというユニークな〈Manasi 7(マナシ7)〉の 人気アイテム「ALL OVER COLOUR Densuke (28)」 。横長に広めに入れることで、ハッピーなムードを引き出してくれます。
STEP1
クリームチークをブラシでオン
カラーを使う眉の印象を和らげるために暖色系のチークALL OVER COLOUR「Densuke (28)」をチョイス。ブラシを使って、くるくると横長にのせてヘルシーかつハッピーな雰囲気に仕上げて。


STEP2
眉カラーは変化球の
くすみレッドで垢抜け
ハリ・コシ・ツヤも与えてくれるアイブロウカラーは明るすぎず肌になじむ深みのくすみレッドフォレスト フィールアイブロウ フィクサー「藤 (75)」。筆をしごくか軽くティッシュオフしてから使うと、つき過ぎを防げます。


FINISH!
やり過ぎないけど気が利いている
ニュアンスメイク
眉毛に色を使っているので、他のパーツはニュアンスカラーをセレクト。眉のカラーが唐突にならないように同じ暖色系のカラーを選ぶとちぐはぐにならず、まとまり感のあるメイクになります。

歳を重ねれば重ねるほど、メイクも自分なりの型ができてきて、なかなか抜け出せないもの。カラーメイクは印象をがらっと変えることができるので、色や質感との上手な付き合い方をマスターして、いつもとは違った自分に出会ってみてください。
PHOTO: SOICHI ISHIDA
VIDEO: MITSUHIRO MORITA(J-Planet)
HAIR&MAKE-UP: YUKA TOYAMA(mod’s hair)
MODEL: YU KAINO
TEXT: AYAKO UENO

エディター AYAKO
雑誌のビューティ担当などを経てフリーに。気になるコスメや美容法はすぐにトライする派で最近はインナービューティに興味津々。料理と美味しいお店探しも大好きな食いしん坊。