EYEBROW大人のためのメイクレッスン VOL.02 EYEBROW MAKE
2023.03.10
細さやカーブ具合など、時代によって変化する眉はメイクの流行を映し出す鏡。さらに顔の印象を左右するため、メイクアップのキーパーツとも言えます。けれど、アイブロウメイクに苦手意識を持っている人は多いもの。今回は、今のムードを反映したアイブロウメイクをオンとオフに分けてレクチャー。使いやすいアイテムとコツを押さえて、今のムードをまとった眉にシフトチェンジしましょう。
オフの日は毛流れを意識して
存在感のあるトレンド眉に
リラックスムードのオフの日は、眉頭を立たせることで眉毛に存在感をプラス。アイブロウコスメブランド〈PARISBROW(パリブロウ)〉の眉毛を立たせる 「スタイリングブロウジェル」 や使う面によって自在なラインが描ける 「スタイリングブロウペンシル」 を使うと、のっぺりしない立体感のある眉が簡単に作れます。眉に存在感を持たせて、アイメイクは色というよりもグロッシーな“質感”を持たせるバランスが今っぽいラフさを生み出します。
STEP1
ファイバー入りブロウジェル(クリアマスカラ)で
眉頭を立たせて存在感アップ
毛並みを引き立たせる2色のファイバー入りの眉用クリアマスカラで眉頭を立たせる。張り付き感がなく、毛がふわっと固まるマスカラは、メイク落ちを防ぐコートの役割も。
STEP2
自眉の量に合わせて足りないところを
ペンシルで自然に補う
ティアドロップ型で面を寝かせて描けば太く、先端を使えば細くも描ける優れもののペンシルで毛の密度が足りないところを描き足す。肌あたりも柔らかくパウダーでぼかしたような仕上がりに。
STEP3
最後のひと手間が大切!
スクリューブラシで馴染ませる
最後にスクリューブラシで毛流れを整えながら全体を馴染ませる。肌あたりが柔らかい山羊毛のブラシは肌に負担をかけることなく、優しく整えることができます。
FINISH!
ナチュラルだけど存在感を放つ
トレンド眉が完成
さらに〈product(プロダクト)〉の「ナチュラルフェイスバーム」サンドシェル(27:ベージュ)を目の上にアイシャドウとして目元にオン。同じく〈product〉の「ナチュラルグロウカラー」ピオニー(63:ピンク)をハイライトと混ぜてチークとして使用し、ツヤ感のある仕上がりに。
眉から仕事モードのスイッチをオン
意志を感じるハンサムアイブロウ
オンの日はパウダーでしっかりと眉を描き、凛とした眉に整えることで、清潔感と信頼感を醸し出して。〈PARISBROW〉の 「パーフェクトアイ&ブロウパレット」 を 「ブロウブラシ」 でふわっとのせることで、のっぺりとした眉を回避できます。さらに、 「アイゾーンスティックコンシーラー」 で眉毛の輪郭を浮き立たせたり、〈AINOKI mebuki(アイノキ メブキ)〉の 「アイブロウマスカラ」 でふんわりとした毛流れをキープするなど細部まで気を配ることで、ワンランク上のメイクが完成。
STEP1
コンシーラーで眉のフレームを
浮き立たせてより立体的なメイクに
眉周りに沿ってコンシーラーをのせることによって、眉の輪郭がくっきりとし、立体感が生まれます。専用のコンシーラーは幅広の扁平芯かつ保湿力にも優れているので肌にぴたっと密着。
STEP2
マルチに使えるアイブロウパレットで
眉を描いて知的なムードを演出
「パーフェクトアイ&ブロウパレット」ニュアンスブラウン(02)を使い、ブラシで眉毛をなぞるようにパウダーをオン。眉用のベースカラーとダークカラー、ノーズ用カラーとポイントカラーを加えた4色はアイシャドウとしても使え、目元全体の統一感を出すこともできます。
STEP3
クリアな眉マスカラで全体を整えながら
グロッシーなツヤ感をプラス
眉毛にグロッシーなツヤを与えて、ソフトかつ立体的な眉毛に仕上げてくれるクリアカラーの「フォレスト フィールアイブロウ フィクサー」雫(99)で全体を整える。ヴィーガン処方の眉マスカラで眉毛を優しくコーティング。
FINISH!
シアー感のあるメイクで
凛とした眉の印象を引き立てる
そのほかのパーツは引き算メイクでバランスを。目元は〈Manasi 7(マナシ7)〉の「オールオーバーカラー」kobicha(76)をアイホール全体に。下まぶたは筆でラインを引くようにのせて引き締めて。〈product〉の「ナチュラルグロウカラー」サンセットコッパー(70)は指でリップとチークにオン。
メイクの中でも難しいと感じる人が多いアイブロウメイクだけど、ペンシルや眉マスカラなど、プロダクトもどんどん進化しています。知的な雰囲気やおしゃれ感のある旬顔など、なりたい印象は眉から。最新のプロダクトを使って、ぜひアイブロウメイクを楽しんでみてください。
PHOTO: SOICHI ISHIDA
VIDEO: MITSUHIRO MORITA(J-Planet)
HAIR&MAKE-UP: YUKA TOYAMA(mod’s hair)
MODEL: YU KAINO
TEXT: AYAKO UENO
エディター AYAKO
雑誌のビューティ担当などを経てフリーに。気になるコスメや美容法はすぐにトライする派で最近はインナービューティに興味津々。料理と美味しいお店探しも大好きな食いしん坊。