
BASE MAKE大人のためのメイクレッスン VOL.01 BASE MAKE
2023.02.24
肌やファッションは変化していくものなのに、ベースメイクがずっと同じだと年齢とのギャップが生まれたり、なんだか垢抜けない印象に。肌悩みを重ねて隠すのではなく、艶やカラーを操って、素肌っぽさを残す整え方こそ大人に似合う洗練肌。肌に優しい3ブランドを使って、今っぽい空気をまとったベースメイク作りをレッスン!
SINN PURETE
数々のビューティアワード受賞の
実力派アイテムで作る大人のツヤ肌
気になる肌ムラやくすみなど、大人の肌悩みをカバーしながら、素肌のような瑞々しい肌作りが得意なブランド〈SINN PURETE(シンピュルテ)〉。ヒトデエキスをはじめとする美容成分が7割以上も含まれた「 アンビシャス ビューティーセラム ファンデーション 」は、スキンケア直後のような潤いと丁寧に仕上げたようなツヤ膜が生まれると大人気。パウダーなのにクリームのような質感に変化する「 フェザータッチング クラリティーパウダー 」を。老舗の化粧筆ブランド〈竹宝堂〉と共作した「 スタニングマインドフル ブラシ 」で重ねれば、よりフィット感のある美しい肌に。
【SINN PURETE / シンピュルテ】アンビシャス ビューティーセラム ファンデーション
¥6,800
STEP1
少量でもしっかり伸びて肌悩みをカバー
ファンデーションはよく振ってから使用を。1プッシュを、指先で頬、額、顎先にのせて、顔の中心から外側に向かって、優しくなでるように伸ばします。
STEP2
パウダーで美しい仕上がりをキープ
パウダーは筆でつけた方が軽やかにつくためツヤ感が残ります。筆先にパウダーをつけたら頬や額などメイクが崩れやすいところを中心に筆でくるくると馴染ませます。
FINISH!
ツヤと透明感を放つフレッシュスキン

パウダーをプラスすることで皮脂ぐすみしにくく、メイクの持ちもアップ。過度にツヤツヤしすぎない大人のセミマット肌が完成。
Shin;Kuu
気になるところだけをカバーし
素肌っぽさが残る洗練肌
より素肌感のある肌づくりに最適なのが、「ほぼ日」とヘアメイクアップアーティストの岡田いずみが手がける〈Shin;Kuu(シンクー)〉。レディー ミー シリーズは、もとから美しい素肌のような印象にととのえるベースメイクラインで機能性にも富んだラインナップ。BBクリーム機能も持ち合わせた「 レディー ミー ベース 」は、ファンデーションが苦手な人やシンプルメイクが好きな人にもおすすめ。伸びが良くスティック状のバームタイプの「 レディー ミー コンシーラー 」で気になる箇所をカバーして、「 レディー ミー パウダー 」を重ねれば、さらっと軽やかな質感の春らしい肌に仕上がります。
STEP1
薄づきでツヤを出しながら肌をトーンアップ
SPF35・PA++の多機能な化粧下地は、必要な量が出しやすい設計の細口チューブ。米粒大の量を手に取り、指でカバーしたいところを中心に優しく伸ばして。
STEP2
コンシーラーはカラー別に使い分ける
影を目立たせないように、明るめの01はほうれい線に。クマや小鼻の横などのくすみは、暗めの02でカバー。どちらも直接肌に塗ってから、指でぽんぽんと馴染ませます。
STEP3
テカリやすい場所にパウダーをオン
パウダーを小鼻の脇にもフィットしやすい薄さのパフでぽんぽんとスタンプを押すようにオン。パフについた粉を一度はたいてからつけるとより自然な仕上がりに。
FINISH!
素肌感があるけど整った肌が完成

気になる箇所をコンシーラーでカバーすることで、ファンデーションを使わなくても端正な肌が完成。抜け感のある肌はカジュアルなファッションやオフの日にもぴったり。
product
色と光で叶える理想の肌
一見、上級者向けのアイテムに見えるけれど、色の使い方さえ覚えてしまえば、実は簡単なコントロールカラー。肌に優しい成分で作られたナチュラルコスメブランドの〈product(ザ・プロダクト)〉からは、ベージュ、ライラック、ミントグリーンの3色の「 カラーコントロール 」がラインナップ。保湿感がたっぷりな「 ナチュラル フェイスバーム 」でツヤをプラスすると、カラーと光の効果でより立体的な肌を作ることができます。
【product / ザ・プロダクト】カラーコントロール
¥2,750
【product / ザ・プロダクト】ナチュラルフェイスバーム
¥2,970
STEP1
カラーは気になる箇所ごとに部分使い
ミントグリーン(33:ライトグリーン)
赤みを抑え、透明感のある肌へ
白浮きせずに赤みを補正、潤いある瑞々しいナチュラル肌に。ニキビや肌荒れの赤みを補正。赤みが気になる部分には『ミントグリーン』、全体には『ベージュ』のダブル使いもおすすめ。
STEP2
立体感が欲しいところに光をプラス
FINISH!!
抜け感のある大人のナチュラルスキン

コントロールカラーやハイライトを取り入れることで、ファンデーションを使わなくても、肌ムラが整い、肌悩みが目立たない肌が完成。
歳を重ねると、シミやクマなど気になる箇所も増えてくるけれど、だからといって厚く塗り重ねるとかえって老けた印象になってしまう。だからこそ、ファンデーション選びはもちろん、コンシーラーやコントロールカラーなど、一見脇役に見えるアイテムを上手に使いこなすことが大切です。重ねないけど美しい肌づくり、ぜひトライしてみてください。
PHOTO: SOICHI ISHIDA
VIDEO: MITSUHIRO MORITA(J-Planet)
HAIR&MAKE-UP: YUKA TOYAMA(mod’s hair)
MODEL: YU KAINO
TEXT: AYAKO UENO

エディター AYAKO
雑誌のビューティ担当などを経てフリーに。気になるコスメや美容法はすぐにトライする派で最近はインナービューティに興味津々。料理と美味しいお店探しも大好きな食いしん坊。