Waphyto Waphytoと考えるフェムケア
2022.10.14
デリケートゾーンを専用のアイテムでケアすることを指すフェムケア。私たちのライフスタイルにも徐々に浸透してきた感があるけれど、使ったことがなかったり、アイテムの違いがよく分からないという人もまだまだ多いはず。日本におけるフェムケアの第一人者とも言える森田敦子さんが手がけるブランド〈Waphyto(ワフィト)〉。成分、香り、心地よさにこだわったプロダクトを知ることを通じて、改めてフェムケアについて考えてみませんか?
ニオイの原因となる汚れを優しく洗って潤す
フェムケアの中で基本となるウォッシュ。なぜ専用アイテムで洗う必要があるのかを改めて考えてみましょう。
過去にデリケートゾーンをボディソープで洗った時にしみるような感覚を覚えたことはありませんか?それはデリケートゾーンのpH値(その液体が酸性なのかアルカリ性なのかを示す尺度)は弱酸性で、ボディソープで洗うと刺激が強すぎるからなんです。それを続けていると常在菌まで洗いすぎてしまいムレや乾燥の原因になってしまうことも。
それならばお湯でさっと洗えばいいのでは?と思う人もいるかもしれませんが、お湯だけでは落ちにくい膣まわり特有の脂性の汚れ(恥垢)がたまりやすく、放置するとニオイやムレの原因に。またデリケートゾーンは脱毛や下着の摩擦で乾燥しやすいという側面もあるため、専用アイテムで洗って潤すことが重要です。
〈Waphyto〉のインティメイト ウォッシュは、デリケートゾーンの特徴に合わせて、必要な汚れはしっかり落とすけど、肌に優しく、潤すこともしてくれるウォッシュです。
デリケートゾーンに合わせた弱酸性の泡に、パワフルな土壌を持つ愛知県東三河で無農薬により栽培された5大植物、桑・菊・ゴツコラ・ヨモギ・スギナを配合。さらに、天然精油100%でリラックス効果の高いラベンダーをはじめ、ゼラニウム、オレンジなど、気分を和らげてくれる香りもケアの時間を心地良いものに。
リキッド状のためプッシュした後に泡立てて、デリケートゾーンをこすらないように泡で優しく洗ってください。インティメイト ウォッシュはしっとりした洗い上がりで保湿力も高いので、乾燥が気になる人のファーストステップにおすすめです。
忙しい人やさっぱり派は泡フォームタイプを
インティメイト ウォッシュと同様に、デリケートゾーンを洗うためのプロダクトであるインティメイト フォーミングウォッシュ。インティメイト ウォッシュと何が違うの?という疑問に簡潔に答えると「泡立てる必要がなく、洗い上がりがさっぱり」ということ。ワンプッシュでもっちりとした泡が出てくるので、忙しいママや疲れていてケアが面倒という女性にはこちらのフォームタイプがマッチしそう。
保湿しながら洗えるのは、インティメイト ウォッシュと同じですが、フォームタイプの方が洗いあがりはさっぱり。配合されたアーティチョーク葉エキスが、くすみ*1の元となる古い角質層をケアして、クリア*2な肌へと導いてくれます。
インティメイト ウォッシュとフォーミングウォッシュ共に、合成香料や着色料、パラベンなど、気になる9つの成分がフリーなので、デリケートな部分でも安心して使うことができます。
スキンケア同様に、続けることが大切なデリケートゾーンケア。使い心地や自分のライフスタイルに合ったプロダクトを見つけることが、ストレスなくケアを続けられるきっかけになるはずです。
*1 乾燥による肌印象のこと。
*2 うるおいを与えて透明感をもたらす。
デリケートゾーンにプラスした幅広い保湿やくすみケアに
デリケートゾーンを保湿?と、はてなが頭に浮かぶ人は、洗顔後の顔の状態を思い出してみて。洗顔後、化粧水などをつけない肌は乾燥でつっぱりを感じませんか?実は、膣周りにも同様の現象が起きているんです。乾燥をそのまま放置しておくと、ひりつきや粘液力の低下につながることも。
顔でいうまぶた同様に皮膚が薄いデリケートゾーンは乾燥しやすいだけでなく、脱毛や下着の摩擦によるダメージも受けやすいエリア。そんなデリケートゾーンを保湿する専用の保湿セラムがルブリカント。
インティメイト ウォッシュのセクションで紹介した〈Waphyto〉の5大植物に加えて、デリケートゾーンにふさわしいノニとハトムギを配合。ベタつき感のないジェル状のテクスチャーですっと肌に馴染むので、お風呂上がりにさっと塗って、すぐに下着を履いても問題なし。ほのかに香るラベンダーを基調としたアロマの香りも人気の理由。
デリケートゾーンだけでなく、お尻や脇の下・バストトップなど、くすみが気になる部分のケアにも最適。1本あると何かと頼りになる保湿ジェルです。
高保湿でマッサージにも使えるシグニチャーオイル
膣をはじめとするデリケートゾーンは、ダイエットや睡眠不足、エイジングによって乾燥や萎縮がより進んでしまうこともあります。乾燥しているかを確認するには、膣を取り巻く大陰唇をみること。美容的な観点だけでなく、潤いの低下は病原体などをブロックする免疫力の低下や性交痛の原因にもなります。
そうしたハリ不足やより強い乾燥から肌を保湿し、ふっくらと仕上げてくれるのが、インティメイトオイル。植物性スクワランやマカダミアなど、8種類のオイルを独自ブレンド。デリケートゾーンのマッサージをしやすいように、さらりとしたテクスチャーにもこだわっています。
オイルでマッサージをすることによって血行が良くなり、膣まわりの肌が柔らかくなり、黒ずみが気になる部分の肌の透明感がアップ。マッサージは、大陰唇や膣の周辺にオイルを塗りこむように優しく塗布するのがポイント。
デリケートゾーンの状態をチェックすることは、健康のバロメーター。スキンケアと同様に自分の状態を定期的にチェックして、適切なアイテムでケアしましょう。
全方向からスプレーできる外出先での保湿ケアミスト
〈Waphyto〉のフェムケアアイテムのラインナップに新たに加わったインティメイト ミストは携帯用の保湿ミスト。肌馴染みが良いように、とにかく細やかな霧になるようにこだわった粒子の細かいミストは、デリケートゾーンに直接吹きかけても、ティッシュに吹きかけて拭き取って使っても。
外出先での不快感のオフやリフレッシュを願って、ミスト用に新たに生み出したという香りは、パルマローザ、ゼラニウム、ラベンダーといった香りに、オレンジ、ベルガモット、グレープフルーツの柑橘系の香りを加えた優しくクリアでありながら、リラックスさせてくれる香り。
ボトルを逆さまにして使うことを想定して、上下逆や斜めにしてもミスト量が変わらず噴射できる形状にしてあるのも開発でこだわったポイント。
デリケートゾーンケアだけでなく、脇の下や足の指の間、首回りのムレや汗のケアにも使えるミストなので、夏や暖房のムレ、ワークアウトの後にもお役立ち。
パッチテスト済みで、敏感肌の人にも安心して使える処方にもなっているので、使う人を選ばず細やかなケアやリフレッシュを叶えてくれるミストです。
徐々に浸透してきているフェムケア。でも、まだまだ不明なことやなぜそれをしなければならないのかということが理解できていない部分も多いはず。ケアをするときは、なぜする必要があるかの根幹を理解してから始めたほうが、続けるモチベーションにもなると思います。正しい知識とケア方法を知ることで、今までよりももっと快適で自分らしい暮らしができる女性がどんどん増えていくことを願っています。
TEXT: AYAKO UENO
PHOTO: SOICHI ISHIDA
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エディター AYAKO
雑誌のビューティ担当などを経てフリーに。気になるコスメや美容法はすぐにトライする派で最近はインナービューティに興味津々。料理と美味しいお店探しも大好きな食いしん坊。