RECEPIE FROM MINAMI ASANO浅野美奈弥の温活レシピ

2022.01.28

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モデルであり、料理家の浅野美奈弥さんが手がけるケータリングサービス「美菜屋」は、野菜がたっぷり取れるヘルシーなメニューが人気です。そんな彼女が温活の一環として、日頃からよく作っている「ジンジャーポトフ」のレシピを公開。身体の芯から温まりアレンジ次第で味変ができる、冬にぴったりの一皿です。

浅野美奈弥さん モデル/料理家

1991年、北海道出まれ。学生時代からモデルとしてキャリアをスタートし、DJなど幅広く活動。体調を崩したことをきっかけに、スポーツと食で健康的な生活を見直し、料理家を目指す。モデルを続ける傍ら、2019年にケータリングサービス「美菜屋」を始動。2021年、池尻大橋に「Minaya Stand」をオープン。
Instagram: @minami_asano
Minaya Stand 東京都世田谷区池尻3-3-7
Instagram: @minayainc

ジンジャーポトフで食べる温活を

日常的によく野菜を食べているという浅野美奈弥さんは、冬になると特に根菜を様々な調理方法で調理するといいます。その理由もあり、ジンジャーポトフはこの季節によく食べているのだそう。

「サラダは好きですが身体を冷やすので、冬は火を通した温かい野菜を食べるようにしています。ジンジャーポトフは、身体を温める根菜とタンパク質が豊富な鶏肉を使用しています。さらに、生姜は加熱するとショウガオールという成分を生成して、身体を温めてくれます。根菜は食べ応えがあって腹持ちもいいのでヘルシーだと思いますよ」

さっそく、ジンジャーポトフの調理方法を温活のポイントとともに教えてくれました。

材料(2〜3人前)

※多めに作って次の日にも食べる量感
じゃがいも 2個
人参 1本
玉ねぎ 1個
キャベツ 1/4玉
生姜 1片
鶏モモ肉 1枚
オリーブオイル 適量
無添加鶏ガラスープの素 大さじ1
塩 適量
水 約600cc

①野菜を切る。

「じゃがいも、人参、玉ねぎは皮を剥いて、食べやすい大きさに。キャベツは大きめにカット。野菜を丸ごと食べてる感覚を残したいので、大きめに切るのがポイントです。特にキャベツは火を通すとしんなりするので、小さく切りすぎないように」

②鶏モモ肉は、皮と筋をとって食べやすい大きさにカットする。

「鶏肉の代わりに豚ロース、ソーセージ、ベーコンを代用してもOKです。鶏肉をお勧めしたいのは手軽にタンパク質が摂れ、火が通りやすいから。また、加工食品は添加物が入っているので、できる限り避けることをお勧めします」

③生姜は皮を剥いて千切りにする。

「生姜はすりおろしてもOKです。千切りにするとシャキシャキと歯ごたえが残って、野菜と一緒に食べると美味しいです」

④鍋にオリーブオイルをひいて、鶏肉と野菜を炒める。

「まず鶏肉から炒めます。表面の色が白く変わるまで、中火で10分くらい火を通します。次にじゃがいも、玉ねぎ、人参を炒めます。野菜の旨味をしっかり引き出したいので、根気よく火を通して下さい。最後にキャベツを入れて、歯応えも残すように火を通しすぎないことがポイント」

⑤水を入れ、生姜を入れる。

「野菜に火が通ったら、煮込みます。千切りにすると食べやすく香りだちもいいです。皮ごと入れると生姜のエキスが出てジンジャー感が強い味に」

⑥鶏ガラスープの素を入れて、煮込む。

「野菜が柔らかくなるまで蓋をして10~15分くらい煮込みます。火が通った目安としては、人参とじゃがいもに串が通るくらいまで。鶏ガラスープの素は化学調味料のものではなく、無添加のものを選ぶようにしましょう」

⑦味見をして、塩で味を整えて完成。お皿に盛り付ける。

「トマトやかぶ、キノコを入れると腸活にもなります。冷蔵庫にある野菜を上手く組み合わせて入れてみて下さい。今回ジンジャーポトフをよそった食器は、サスティナブルな素材でできた割れないプレート。黒でマットなテクスチャーでよく料理が映えるんです。食器選びも食欲を刺激する大事な要素なので、工夫してみてはいかがでしょう」

浅野美奈弥さんのジンジャーポトフは、野菜の風味をじっくり味わえるシンプルで優しい味付け。ジンジャーポトフを食べて余りが出たら、翌日食べるのも楽しみのひとつだといいます。

「煮込み料理は翌日の方が落ち着いた味になっています。それから、スパイスや調味料で味変して気分を変えるのもいいと思います。スパイスは自律神経を整え、身体を温めてくれる作用があるものもあります。クミンやコリアンダーを入れるとカレー風になり、ごま油を垂らすと中華風にアレンジできますよ」

まだまだ寒い日が続く毎日。気軽に温活ができるジンジャーポトフを、献立のラインナップに入れてみてはいかがでしょうか。




TEXT: AIKA KAWADA
PHOTO: SOICHI ISHIDA

エディター AIKA

大学卒業後、語学と服飾デザインを学びにパリへ。
バイトで始めた編集・ライターが本業になり、ファッションやビューティを中心に執筆。
週末は映画とビオワイン、パンがあれば幸せ。
瞑想とアーユルヴェーダが気になる。

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