INTERVIEW WITH MINAMI ASANO浅野美奈弥の温活ルーティーン
2022.01.21
モデルとして活動しながら、ケータリングサービス「美菜屋」を運営する浅野美奈弥さん。寒い冬でも仕事やライフワークのランニングなど、エネルギッシュに活動する彼女の健康と美容の秘訣は温活だといいます。Life&Beauty by JUN ONLINEでも取り扱う愛用品をご紹介いただきながら、普段心がけていることや温活のコツを教えていただきました。
浅野美奈弥さん モデル/料理家
1991年、北海道出まれ。学生時代からモデルとしてキャリアをスタートし、DJなど幅広く活動。体調を崩したことをきっかけに、スポーツと食で健康的な生活を見直し、料理家を目指す。モデルを続ける傍ら、2019年にケータリングサービス「美菜屋」を始動。2021年、池尻大橋に「Minaya Stand」をオープン。
Instagram:
@minami_asano
Minaya Stand 東京都世田谷区池尻3-3-7
Instagram:
@minayainc
温活がもたらす、ヘルシーな毎日とワンランク上の美容
温活を始めたのは、日常的にランニングをするようになってからだという浅野さん。毎日の温活のルーティーンは、まず朝に目覚めて、白湯をコップ一杯飲むことから始まります。
「水分補給をしてからごはんを食べる前、朝6~7時頃にランニングを開始します。自宅近くから公園まで5kmほど走って、帰宅後シャワーを浴びてから朝食を取ります。この流れで、体が芯から温まって1日中、指先までぽかぽか。継続することで冷え性も改善できました。朝起きるのが辛い冬はすぐに動き出せるよう、ランニング用のトップスを着て寝ることもあるんですよ」
冷え込む冬の朝は、ニット帽にダウンベストを着て走るのがお決まり。特に耳は冷えやすく、頭痛の原因になるのでニット帽は耳が隠れることが大事なのだといいます。
「日中、仕事をしている間も体を冷やさないよう気をつけています。マストアイテムは、厚手の靴下とお茶など温かい飲み物。昼食はかぶ、人参、芋などの根菜が摂れるメニューがメインです。スープやポトフが多く、サラダは身体を冷やすので避けています。糖分が多いケーキやお菓子類も体温を下げるので極力控えて、昼食はたっぷり、夕食は軽めに済ますと体の調子が整いますね」
仕事を終えて帰宅すると、夕食後はバスタイム。必ず湯船に浸かるようにしているのだそう。ビューティルーティーンは湯船でオイルマッサージをして、身体のむくみと疲れを取ること。お風呂から出てから再度オイルを身体に塗って、乾燥対策も入念に。
「最近は銭湯とサウナ通いが楽しみ。血行が良くなり、肩こりも治りました。何より、寝る時まで身体があったかいのが気持ちいいんです。だいたい6分を2,3セット入り間の水風呂で体温調節します。おすすめのスポットは、THE SPA成城と美しの湯。就寝前はヨガの延長のようなリラックスできるストレッチを。特に首回りをほぐすと安眠できるように思います。靴下を履いて、パジャマの上に重ね着をしてベッドに入ります」
浅野さんの日々の温活のコツは、朝一の運動で体温を上げ、その後も体を冷やす習慣を避けて体温を下げないこと。毎日のルーティーンが、ポジティブなマインドと忙しさに負けない体を作っているのだといいます。身体が温まると血行が良くなり、顔色のトーンアップや美肌などにも良い影響がある、欠かせないライフクワークとなっています。
美味しさだけではなくスタイリッシュな薬膳茶
「薬膳と聞くと苦そうだと思いがちですが、ハーブティーのような味わいでとても美味しいです。飲みやすく誰にでも好かれそうなので来客時に出したり、パッケージも素敵なのでギフトにもいいと思いました。『温巡』は、生姜とシナモンがスパイシーに香り、三年番茶と相性抜群。生姜の効果で身体があったかくなるのを実感できます。昼間の仕事中やご飯を食べた後に飲んでいます」
洗練されたデザインとクセになる肌触り
「とても気に入っているポイントは、もちもちした気持ちいい肌触り。朝起きた時や寝る前に羽織っています。ガウンですが、デザインがスリムなシルエットでスッキリ着れるので、3マイルウェアとして外に出れそう。春になったらタンクトップの上に重着したいです。オーガニックコットンだから静電気も起こりにくいし、大きなポケットがついているので機能性も申し分ないです。豊富な色展開も魅力的」
手軽な使い勝手とシンプルなデザイン色が高ポイント
「長時間、調理をしていると負担は肩と首に。レンジで温めるだけのSALON adam et ropéのネックピローを首や肩に乗せて、血行を促進し凝りをほぐしています。夜に家でテレビを見るときや寝る時の湯たんぽ代わりにもなりますよ。ちょうどいい重みがあって、気分も落ち着くんです(笑)。お腹にあてたら生理痛の改善に、足首に乗せたら安眠効果も得られそう」
ストレッチの必需品はインテリアに馴染むデザインを
「走った後、筋膜を剥がすストレッチローラーを使ったマッサージをしています。脚腰、お尻、背中にすることで筋肉痛や怪我防止になるんです。ストレッチローラーは硬いものが多く、体重をかけると痛いと感じるのですが、これは柔らかくて優しい使い心地。あとなぜか色が派手なものが多い(笑)。ほとんど家で使用するので、色は違和感がないものがいいですよね。竹など地球環境に負荷がないサスティナブルな素材を使っているのも好感が持てます」
浅野美奈弥さんのアイテム選びは、きちんと効果が実感でき、さらに自らの美意識が表現できて、共感できる価値観があることに重きを置いているといいます。身体を温めることでヘルシーに美しく、スタリッシュなライフスタイルを。是非参考にしたいものです。後半では、浅野さんの温活を支える、とっておきのレシピをご紹介いただきます。
TEXT: AIKA KAWADA
PHOTO: SOICHI ISHIDA
エディター AIKA
大学卒業後、語学と服飾デザインを学びにパリへ。
バイトで始めた編集・ライターが本業になり、ファッションやビューティを中心に執筆。
週末は映画とビオワイン、パンがあれば幸せ。
瞑想とアーユルヴェーダが気になる。