YES〈イエス〉を知るための5つのこと
2021.01.15
ブランドの哲学に触れられる5つのトピック。コスメは自分を作る一部のようなものだから、どんな想いで生まれ、何にこだわっているのか、そのストーリーにも耳を傾けたい。
1.元医薬品メーカー出身の女性たちの情熱が結集
YESは2003年にイギリスで2人の女性によって、デリケートゾーンのケアブランドとして生み出されました。ともに国際的な薬品メーカーの医療品安全部で働いていたことから、合成・化学薬品への健康被害に人一倍敏感だったのです。当時、市場にピュアで天然成分のローションがほとんどないことに気がつき開発をスタート。ブランドを開始する前に、3年半に及ぶ時間をリサーチや商品開発に費やしました。すべての女性が安心して身体をケアできるようにと、2人の情熱が結集したブランドです。
2.厳正な基準をクリアしたオーガニックデリケートケア
オーガニックとひと口に言っても、認証機関は世界的にも複数存在し、その基準は機関によってさまざまです。YESが認証を取っているのは、「SOIL ASSOCIATION」というイギリスの認証機関。一般的なオーガニック基準よりも、項目が細かく多岐にわたり、審査が厳しいことでも有名。例を挙げるなら、農薬や化学肥料の禁止は当然として、土地そのものにも重点を置いているというレベル。YESはデリケートゾーンケアブランドで唯一、この認証を取得しています。
3.イギリスでは保険適用されているほど信頼度が高い
商品の背景を知ることは、自分の身体を守ることにも繋がっています。YESはデリケートゾーンの乾燥や性交痛などで病院受診すると、処方されるブランドです。統計によれば、皮膚につけられた化学物質の約60%が血液に吸収されます。さらにデリケートゾーンの粘膜は、皮膚層・角質といった保護層がないため、顔に比べ43倍も吸収されやすい(!)のです。デリケートゾーンケアだからこそ、心も身体もリラックスして使えるものをチョイスしたいもの。
4.女性ならではの身体の変化に寄りそうアイテム
月に1度ある生理に出産、更年期など、女性の身体はホルモンバランスの変化とともにあります。ソープである「インティメイト・フォームウォッシュ」は生理中や妊娠中、出産後に。乾燥する季節や更年期の方には 「インティメイト・オイルローションOB」が最適。全身の保湿・マッサージにも使えます。「インティメイト・ウォーターローションWB」はセルフケアはもちろん性交痛の緩和にも。女性のバランスはゆらぎがちだから、セルフメディテーションできるアイテムを揃えておくと、変化の時も穏やかに過ごせそう。
5.「身体のなかから世界を変える」というメッセージ
エコバックの浸透をはじめとし、以前よりも自分の使っているブランドが環境にどんな影響を及ぼすのかという点も、商品の選定基準になってきていると感じます。YESはサスティナブルな意識も高いブランドです。動物実験NGや持続可能な植物成分、森林伐採サポート、リユース&リサイクルにも力を入れています。大掛かりなことは難しいかもしれないけれど、半径1mの自分の暮らしからできることに意識を向けてみてもいいのでは?
my first item for YES
【YES】インティメイト・フォームウォッシュ
(ローズ)
成分の84.9%がオーガニック成分のデリケートゾーン専用ソープ。pHバランスを整え、臭いの原因となるバクテリアを除去します。ヨーロッパで古くから使われてきた肌を整えるキンセンカと、保湿性の高いアロエベラで肌を守ります。低刺激で、毎日お使いいただけます。ローズの香り。
エディター AYAKO
雑誌のビューティ担当などを経てフリーに。気になるコスメや美容法はすぐにトライする派で最近はインナービューティに興味津々。料理と美味しいお店探しも大好きな食いしん坊。