
RUN AND GO 今、走り出すための1足を考える
2020.09.24
わたしに合ったランニングシューズってなんだろう?軽さや反発力、耐久性などモデルによって特徴はそれぞれ。走る頻度や目標の距離、足への負担をふまえ、自分にはどんな1足が必要か考えることが大切です。走り始めたばかりのビギナーからタイムを意識している本格的なランナーまで、レベルごとに3足のシューズを提案。機能的なのはもちろん、身につけて気分が上がるおしゃれなランニングウェアや、着こなしのアドバイスも紹介します。
LEVEL1
フルマラソンで自己ベストを更新したい!
高反発で弾むような履き心地


フルマラソンを目指すなら、長く走り続けられるシューズを味方につけましょう。「エア ズーム ペガサス 37」は軽量で高反発、耐久性のミッドソールが弾むような履き心地を実現。かかとに厚みを持たせることでつま先に重心が傾き、前へ前へと踏み出せます。アッパーにあしらった大胆なスウッシュが足元に躍動感を与える、エネルギッシュなデザイン。
LEVEL2
目指すは、ハーフマラソンの完走
ケガなく、長く走るために


長距離ランナーにとってケガは避けて通れない道。高いサポート力と安定感を備えた「リアクト インフィニティ ラン フライニット」で、足の故障を未然に防ぎましょう。軽量のNIKE Flyknitテクノロジーを採用したアッパーは、足の位置を正しくホールド。くるぶしのラインやミッドソールのビビッドな差し色が、クリーンなランニングウェアを華やかに彩ります。
LEVEL3
家のまわり、5km圏内から足慣らし
足本来の力を鍛えるシューズ


素足のような履き心地で、地面を一歩一歩掴むように走れるシューズ。「まずは5kmをゆっくりと走り切りたい!」というビギナーにぴったりです。切り込みが入ったソールは、足の動きに合わせて柔軟に湾曲。くるぶし丈のフラットな見た目は、ランニングウェアだけでなく日常着にも自然に馴染みます。
RUNNING WEAR
自分らしさを叶えるウェア選び
街着としても便利なシックなショーツ


太いウエストのギャザーと、サイドから背面にかけた長い裾丈が脚を長く美しく見せてくれるショーツ。透け感のあるラインの切り替えや淡いカラーは肌色と相性がよく、ランニング中のおしゃれを楽しめます。
STYLING!
さらりと涼やかなドライTをプラス


腰回りをすっきり見せてくれるドライTシャツは、ショート丈のパンツと相性よし。素肌感覚で着られるDri-FIT素材のリラックスフィットや、伸縮性に優れたニット生地のショート丈など、速乾性に優れたTシャツだけでもバリエーションがいっぱい!
ストレスを感じないファストタイツ


速乾性に優れたDri-FITテクノロジーを採用した、長時間着用しても快適なロングタイツ。ふくらはぎの裏をメッシュで切り替え、さらに通気性もアップ。トップスやシューズを選ばないブラックは、脚を細く見せてくれるのがうれしい。
STYLING!
オーバートップを味方につけて


タイツスタイルでお尻まわりが気になる人は、着丈の長いトップスで隠してあげると安心。両脇をメッシュで切り替えたTシャツや、サイドジップで着用感を調整できるアノラックタイプは、オーバーサイズで後ろ身頃をゆったりとカバーしてくれます。
機能性が優れていてお洒落が楽しめるシューズやウェアを、毎日のコーディネートのように気分に合わせて楽しく取り入れると、あなたのランはもっと充実するはず。自分の理想や目標を叶えるために、モチベーションが上がる着こなしを見つけましょう。
Text:MINORI OKAJIMA
ILLUSTRATION: YURIKA SHIROYAMA

エディター MINORI
2015年に文化服装学院を卒業後、販売職を経てファッションライターに転身。
モード史に強い関心を抱き、世界各地のコレクション分析がライフワーク。
好きなスポーツはテニス。