AYURVEDA COOKING RECIPES金原杏奈の元気になるレシピ VOL.01 台湾風混ぜそうめん
2022.07.29
インドの伝承療法であるアーユルヴェーダを身近に感じて欲しい、という思いからデジタルプラットフォーム「キッチンファーマシー」で自身のライフスタイルを発信している金原杏奈が、新連載をスタート。その名も“金原杏奈の元気になるレシピ”!初回は、暑い夏にぴったりな、あの麺料理を作ってくれました。
「みなさん、こんにちは。金原杏奈です。今月からLife&Beauty by JUN ONLINEで連載を始めることになりました。まず簡単に自己紹介から。私は今、ニューヨークとロサンゼルスをベースにモデルとして活動しながら、キッチンファーマシーという自分が立ち上げたプラットフォームでアーユルヴェーダを取り入れたライフタイルを発信しています。この連載では効果的なレシピを紹介していくので、楽しく料理を作りながら、みなさんにぜひアーユルヴェーダの知恵を知ってもらえたらなと思っています」
「聞いたことがない人や、聞いたことはあるけど、どんなものか知らないという人も多いと思います。簡単に説明すると、インドから伝わる5千年の歴史を持つ世界最古の伝統医療です。昔から伝わるものは、おばあちゃんの知恵というものにすごく似ていて、食事やハーブ、食材を使って身体をメンテナンスしたり、バランスを整える方法を教えてくれます」
「アーユルヴェーダを語る上で外せないのが、ドーシャ。サンスクリット語で“体質”とか“エネルギー”のことを言います。私たち人間も含め、自然界に存在するものは全て3つの要素で成り立っていると例えられていて、“風”と“火”と“水”のバランスで成り立っていると考えられています。私たちの体質にも関係することで、自分の体質を調べたことがない人はキッチンファーマシーのWebサイトで簡単なチェックができるので、是非やってみてください」
本日のレシピ:スパイス入り、台湾風まぜそうめん
「夏は“ピッタ”という“火”のエネルギーを発する季節だと言われているんですけど、実際に外が暑くなるように、私たちの体の中にも熱が溜まりやすいんですね。体の中に熱が溜まるとイライラしやすくなったり、肌荒れが出やすくなるんですけど、今回のレシピは夏バテの大きな理由の一つである、胃の不調をケアするスパイスを取り入れて作りたいと思います」
〈材料〉
材料:(2人分)
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そうめん 200g
豚ひき肉 200g
チンゲン菜 1株
きゅうり 1/2本
生姜 小さじ1
にんにく 小さじ1/2
【A】ひき肉用
テンメンジャン 大さじ1
酒 大さじ1/2
砂糖 小さじ1
醤油 大さじ1
五香粉 小さじ1/2
【B】そうめん用
豆板醤 小さじ2
麺つゆ 大さじ2
ごま油 大さじ1
【トッピング】
温泉玉子 2個
万能ネギ 4−6本
鰹節 適量
刻み海苔 適量
糸唐辛子 (お好みで)
「今日使うスパイスはこちらの五香粉(ウーシャンフェン)という、クミンとフェンネル、ジンジャー、スターアニスっていう5種類のスパイスがブレンドされているものを使います。消化力を高めたり、胃を元気にする効果があります。暑いがゆえに冷たい飲み物を飲みすぎたり、クーラーの効いた部屋でいると、意外と体って冷えやすいんです。このスパイスは身体を温めるので、とてもおすすめです。日本のスーパーでも売っているので手軽に買えるので是非チェックを。スパイス初心者の方も、お家に置いておくといいと思います」
〈作り方〉
① 小鍋でお湯を沸かして、沸騰したら火を止め卵を入れて蓋をしないで12分放置して温泉卵を作る。
②きゅうりは千切りにして、万能ネギは小口切りにする。
③フライパンにごま油を熱し、みじん切りにしたにんにく、生姜、豚ひき肉を炒める。ひき肉に火が通ったら【A】を投入。
④別のフライパンで細かく切ったチンゲン菜を炒めしんなりしたら、塩胡椒を振る。
⑤そうめんを袋の表示時間通りに茹で、流水で冷やし、水気を切ったら【B】をそうめんに和える。
⑥器にそうめん、ひき肉、チンゲン菜、きゅうりと【トッピング】を乗せたら完成!
「20分ぐらいでできる簡単なレシピです。このまま食べてもいいのですが、お酢を加えても美味しいので、是非試してみてください。夏バテで食欲がなかったり元気がなかったり、ちょっと手抜きしたいなという日におすすめなので、みなさんも作ってみてくださいね」
「そして、次回は季節の変わり目におすすめしたいレシピを紹介します。それでは、また次回お会いしましょう。またね!」
金原杏奈
東京都出身。14 歳でモデルデビュー。2011年よりニューヨークに拠点を移しワールドワイドに活動。アーユルヴェディックドクターであるNaina Marbali のもと、アーユルヴェーダ認定コースを修学。現在、ウェルネスに関するイベント出演やコラムを執筆する傍ら、自身が立ち上げたブランド「キッチンファーマシー」で、アーユルヴェータをべースとした新しいライフスタイル、セルフケア方法を幅広く提案している。
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