
デリケートゾーンはオイルで洗う新習慣
2021.10.26
by Eimi Hayashi
昨今ますます注目されているデリケートゾーンケア。顔に洗顔フォームを使うようにデリケートゾーンにもそれに適したアイテムを、と頭ではわかっていながらも、実際にはいろんなアイテムがあって調べるのもめんどくさい、というのが本音でした。でも気づけばアラフォーだし、出産も2度経験してるし、ホルモンバランスの変化によるあれこれが少しずつ心配になってきました。
特にこの春に2人目を出産してからは、デリケートゾーンのダメージをより強く感じるようになったんです。授乳によるホルモンの影響で膣粘膜が弱っているのか、ボディソープで洗うと低刺激性のものでもヒリヒリするように。このままではマズイんじゃないかということで、このたびようやく重い腰を上げた次第です。
新たに使い始めたのが、〈LIP intimate care〉のクレンジング モイスチャライジングオイル。クレンジングといわれると汚れをしっかり落とすイメージで、肌に負担がかかるのでは? と思ってしまいますがそんなことはいっさいなし。オーガニック植物エキスを配合した、ケミカルフリーの肌にやさしいクレンジングオイルです。
デリケートゾーンは体のほかの部位と比べて経皮吸収率が格段に高く、さらには弱酸性でもあります。だから肌のpHに合った専用アイテムが必要なんですよね。って、そんなことも知らずについ最近までボディソープで普通に洗ってたんですけども(反省)。
さてこちらのオイルですが、注目すべきはビタミンやミネラルを豊富に含んだスーパーフルーツ、シーバックソーンのエキスが配合されていること。デリケートゾーンの乾燥を防ぐだけでなく、ダメージを受けた粘膜を修復する効果も期待できます。
手にとるとほんのり甘く爽やかな香り。オイルだけどサラッとしていて伸びがよく、洗い流した後もしっかりと潤っているのがわかるんです。以前はショーツやライナーとの摩擦でむずがゆさを感じることもあったのですが、このオイルを使い始めてからはそんな不快感も軽減された気がします。
塗って洗い流すだけのシンプルケアなのもかなりうれしいポイント。毎晩子ども2人を同時にお風呂に入れながら、すさまじいスピードで自分の体を洗っている私でも負担なく続けられています。
アンダーヘアを自己処理している人には、同ブランドのシェービング モイスチャライジングオイルもおすすめです。なめらかなテクスチャーのオイルがカミソリ負けを防ぎ、シェービング後の肌がしっとり柔らかくなります。スペアミントの精油が入ったフレッシュな香りも素敵。
ちなみに〈LIP intimate care〉はスウェーデン発のブランドで、現地では医師や助産師にも推奨されているそう。どちらのアイテムも100%ナチュラルで安心なうえに、1本で洗浄も保湿もできる優れもの。洗い流さなくてもOKなので美容オイル感覚で使えますよ!

エディター EIMI
広告代理店勤務を経て、フリーランスのエディター/ライターとしての活動を開始。ファッション誌を中心にコラムやインタビュー記事などを執筆中。三度の飯よりミステリー好き。