SPORTS IN WINTERスポーツラヴァーに訊く冬対策 Vol. 03福内櫻子さん/ランニングアドバイザー、モデル
2021.01.22
中学から大学まで陸上一筋だった福内さんは、数々の大会で華々しい記録を飾ったトップランナー。そんな彼女が大学卒業後に競技を引退しモデルに転身したのは、自分を通じて多くの人にランニングを身近に感じて欲しいと思ったから。人生を陸上と共に過ごしてきた福内さんだからこそ知る、冬のスポーツとの向き合い方を聞きました。
福内櫻子
1993年、福岡県生まれ。大東文化大学在学時に女子長距離ブロックの選手として駅伝やインカレで活躍し、2015年にはハーフマラソンのユニバーシアード日本代表にも選出。現在はランニングアドバイザー、モデルとしてランニング指導や普及活動に取り組んでいる。
https://www.instagram.com/sakurako_fukuuchi/
――冬のランは体が固まりがち。怪我を防ぐためには?
「必ず体を温めた状態で走りに行くことをおすすめします。それには動きながら筋肉を伸ばして縮めてを繰り返す“動的ストレッチ”がもっとも効果的。とくに大きい筋肉が集まっている体の中心部のお尻や肩甲骨、股関節周りを集中的にほぐすようにしています。ウォーミングアップをしてからの方が、ランニングも気持ちよく取り組めますよ」
――寒い日のランニングウェア選びはどうしている?
「ウェアも体の中心部を温めるのが大切。インナーとダウンベスト、あと欠かせないのは、お腹を温めてくれるハイウエストのヨガタイツ。体を締め付けずに可動域を広げてくれる、ソフトな穿き心地が私の好み。あと、体のラインを綺麗に見せてくれるシンプルなデザインが多いのも魅力ですね。そして長めのソックスで、足首の冷え症対策もお忘れなく!」
――肌の乾燥で気をつけていることは?
「夏に比べて冬は紫外線の量が少ないので、日焼け止めの効能を下げて肌を労るようにしています。最近だとSPF50が主流ですよね。もちろん真夏は必要なのですが、今の季節なら半分のSPF25でも十分かなと思います。あとは保湿効果が高いクリームで、水分をしっかり肌に閉じ込めています」
――スポーツ後の美容ケアを教えてください。
「基本的なことだけど、しっかり湯船に浸って体をほぐす。入浴剤や柑橘系の果物の皮を入れると、体が温まるから疲れが取れやすいですよ。お風呂から上がったらボディクリームでしっかり保湿を。ベタベタした粘度のあるテクスチャーだとお布団が足が触れたときに気になるので、サラッとしたつけ心地が好み。それでいて伸びがいいと全身しっかり塗れていいですよね」
福内さんにオススメのアイテム
しっかりと冷えや乾燥の対策をしていれば、鋭い北風も冷たいコンクリートも怖くない!あったかウェアや保湿力の高い化粧品など、福内さんが冬のランニングをもっと楽しめるJUNのおすすめアイテムをご紹介。
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UV機能がうれしいベーシックタイツ
マルチに活躍するUV機能付きのタイツ。しなやかで柔らかい生地は脚の可動域を広げてくれます。シンプルな無地にポケット口のロゴテープがワンポイントに。
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カバーしながらキレイにみせるレースアップタイツ
気になるウエストもカバーアップしてくれるハイウエストタイツ。レースアップを施したバックコンシャスなデザインが女性らしさを引き立てます。程よく厚みのある光沢を抑えた生地は、肌に吸い付くような穿き心地。
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頭皮ダメージを防ぐ名品シャンプー
乾燥による頭皮のダメージはシャンプーでケア。頭皮の炎症やかゆみなどのトラブルを1本でケアしてくれる”ボヘミアン”。ダメージが気になるヘアにうるおいとツヤを与える”デューイ”。用途によって選べる〈センス オブ ヒューモア〉の人気アイテムです。
【SENSE OF HUMOUR】シャンプー
¥5,775
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マッサージに最適のトリートメントオイル
脚の乾燥ケアにおすすめが〈スリー〉のトリートメントオイル。なめらかな粘度はマッサージしやすく、伸びがよいので少量でも広範囲をカバーできます。レモン果皮油をはじめとする4種の精油をブレンドした、リフレッシュできる香り。
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全身に使えるミストスプレー
マッサージがゆっくりとできない日は、ミストスプレーで簡単ケア。イオン化した水をベースに保湿成分を配合したローションは、水分の蒸散を防ぎ、長時間うるおいが続きます。サラサラなつけ心地なので、化粧水感覚で顔に使うのもおすすめです。
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紫外線ケアもお任せあれ。頼れるメイクアップベース
紫外線をバリアしながら肌のトーンを自然に整えてくれる〈シゲタ〉のメイクアップベースSPF25 PA+++は、冬の日焼け止めなら十分で、肌に負担をかけずに優しくUVケアしてくれます。持ち運びが楽な40mlのコンパクトサイズ。
TEXT: MINORI OKAJIMA
エディター MINORI
2015年に文化服装学院を卒業後、販売職を経てファッションライターに転身。
モード史に強い関心を抱き、世界各地のコレクション分析がライフワーク。
好きなスポーツはテニス。