DEAR...あの人のギフト選び vol.04 カイノユウ
2020.12.11
第4回目となる連載企画「あの人のギフト選び」に登場するのは、モデルのカイノユウさん。今年、日本茶のブランド〈SA THÉ SA THÉ〉をリリースしたという。そんな彼女が、気心が知れた友人、さらに新たなスタートを切った自分へのご褒美ギフトを「J’aDoRe ONLINE」「Life&Beauty by JUN ONLIN」でセレクト。仕事と家族の話を交えながら、選んだ理由とギフトにまつわる話を訊きました。
ホリデイギフトで大切な人を労りたい
実家がお茶の加工業を営み、小さい頃から日本茶が身近にあったというカイノさん。自粛期間をきっかけに家族と連絡を取り合う機会が増え、お茶関係の仕事をする父と一緒に、日本茶ブランド〈SA THÉ SA THÉ〉をスタートすることになったそう。「最近では、父にお財布、母には化粧品やケアアイテムをプレゼントしました。自分では気が回らないことを補うようなプレゼントができたらいいですよね。お誕生日に贈り物をすることがほとんどだったけど、友人になかなか会えない今年は、年末にギフトを贈りたいなと思います」
働き者の友人にリップ&ハンドケアセットを。
「インフルエンサーやショップ店員として活躍する友人に向けて選びました。女性には、ボディケア用品を選ぶことが多いですね。特に、仕事や育児で忙しい女性は、自分のことを労わる時間がなかなか取れないもの。普段から〈SHIGETA〉のオイルを愛用しているのですが、このハンドクリームも精油の香りが気に入って選びました。この『Thank you my hand』というセット名もキャッチー。リップセラムは、かなり濃厚な質感で保湿にぴったり。自分ではなかなか買わないけど、あったら嬉しいかなと思って。ハンドケアセットと一緒に贈りたいアイテムですね」
自分へのご褒美は、お茶関連のアイテムで。
「やかんを探していたのですが、なかなか可愛いのがなくて……。これは、金属製ではなく真っ白な陶器なところが素敵。モダンな見た目なのに、直火でお湯を沸かせるのがいいですね。お茶は煎れるときの所作が美しいことも重視されるので、丁度いいと思いました。遠赤外線効果であたため、お湯がやわらかな口当たりになるというのも気になります。なんと、電子レンジも使えるそう!」
いただいたら嬉しい、日常的に使えるアイテム
「蒸し野菜が気軽にできて、このまま食卓にも出せるのは便利だなと思い、欲しくなりました。炊いて保存しておいたお米も、蒸して温め直せばさらにそのまま食べれるのも魅力的。見た目が素敵で便利なアイテムは、いただいた後の話題としても盛り上がりますね。湯のみは仕事上よく購入しますが、デザインによってはなかなか手が出ない。カップというセレクトも新鮮味がありますよね。白は緑茶の色も良く見えるし、何より自分が勉強しているお茶に関連する贈り物は心踊ります。あと、今すぐ欲しいのは抗ウィルス・スプレー。スマートなルックスと巾着つきで、マスクにも使える。ギフトのおまけに付いてたら嬉しいな」
「モデルとしての活動に加え、自分のルーツに関することが自然と仕事になって嬉しいです。自分なりの表現の延長としてやっていきたいと思っています」と語るカイノさん。〈SA THÉ SA THÉ〉にはこんな思いも。「味については自分の独断ではなく、周りの若い人たちを招いた試飲会をして意見を参考にしています。また、パッケージも親しみやすいものにしたことで、パリやアムステルダムなど、海外からもいい反響がありました。私のブランドをきっかけに、お茶を飲む習慣が広まればいいなと考えています」今後は、茶器やブレンドティー、和紅茶、新茶も提案する予定だそう。
PROFILE
カイノユウ
静岡県出身のモデル。ファッションやビューティ誌、広告、ブランドのイメージヴィジュアルなどに出演。2020年秋に、“緑茶を日常的に飲む機会が増えたら”という思いのもと、日本茶のブランド〈SA THÉ SA THÉ〉をローンンチした。スパイスカレーが大好き。
https://www.instagram.com/yuio2580/
https://www.instagram.com/sathe_sathe_official/
PHOTO: AYUMU YOSHIDA
TEXT: AIKA KAWADA
エディター AIKA
大学卒業後、語学と服飾デザインを学びにパリへ。
バイトで始めた編集・ライターが本業になり、ファッションやビューティを中心に執筆。
週末は映画とビオワイン、パンがあれば幸せ。
瞑想とアーユルヴェーダが気になる。