Life&Beauty by JUNONLINE

LA MAISON DE VENTこの器のまわりが笑顔で溢れる場所になりますように

2020.09.24

  • FEATURE
  • La Maison de Vent
  • 器のある暮らし
  • 作家
  • 鈴木麻起子

和洋問わず、様々な料理を引き立てるターコイズブルーのカラーと、凛としたカーブを描くフォルム。
「La Maison de Vent(ラ メゾン デ ヴォン)」の器は、独特のフォルムと吸い込まれるような色で、背筋がピンと伸びるような、心地よい緊張感を演出してくれます。
サロン アダム エ ロペは2013年のオープン以来、ラ メゾン デ ヴォンの別注アイテムを制作してきました。
今回は「Life&Beauty by JUNONLINE」のオープンに合わせ、7年間で発表してきた別注アイテムを一堂にラインナップ。
薄く軽く実用的でありながら、存在感ある器を生み出す陶芸家 鈴木麻起子さんにお話を聞きました。

―――陶芸に触れたきっかけ・現在のアトリエについて教えてください。

「叔母が美術の教員をしておりました。幼い頃、一緒に生活をしており、叔母が家で陶芸をしておりましたので、それが陶芸に触れたきっかけです。
また、陶芸家になるきっかけになったのも、叔母のおかげです。
叔母が教員退職後に、陶芸教室を始めました。そのお手伝いをすることにより、陶芸家を志すきっかけとなりました。現在は、茨城県の笠間市にアトリエがございます。」

―――器の特徴はどんなところにありますか?

「女性に優しい器であること、スタッキングしやすいこと、女性でも重ねて持ち運べる重さであること、無造作に重ねただけでインテリアに溶け込むデザインであること。立ち姿が美しく花器としても利用できること。料理の見栄えを鮮やかにし、色あわせを楽しんでいただけること。」

―――土を触っている時にはどんな思考が巡りますか?

「ひとつひとつを手でつくっていますので、健やかな感情でロクロに向かうように心がけています。苛立ちや寂しさ、悲しさなどはできる限り、とり払ってから制作に向かいます。「この器のまわりが笑顔であふれる場所になりますように」がブランドコンセプトですので、負の感情をコントロールしています」

―――フォルムのインスピレーションはどんなところから生まれますか? デザインとの向き合い方について教えてください。

「デザインには、必ず課題を解決することが求められます。サロン アダム エ ロペさんの場合は、スタッフの皆さんからいただく課題について考えることから始めました。それらを私なりの感性でデザインしていきます」

―――鈴木さんにとって、サロン アダム エ ロペとの取り組みはどんな時間でしょうか?

「私の作品は、多くの方と一緒に作り上げていると思っています。サロン アダム エ ロペの皆様、お客様の声をもとに打ち合わせを行ないます。デザインは私が担当しますが、コンセプトやサイズ感などをみなさんと一緒に作り上げていく作業がたいへん好きな時間です」

サロン アダム エ ロペのために特別に作られたラ メゾン デ ヴォンの陶器の数々。
今回の「会いたいうつわ展」では、秋の新米シーズンにあわせて発表したお茶碗「SALON RICE BOWL」や箸置き「SALON CUTLERY REST」、寒い時期にぴったりの、香り高い飲み物を愉しむ「KAORU GLASS」など、SALON adam et ropéでしか手に入らない、限定デザインを一同にラインナップ。
その他にLimitedシリーズのコンポートやベース、ピッチャーなどもご用意いたしました。日々の食卓を彩る新しい器を迎え入れ、気分も新たに旬の食材とのテーブルコーディネートを楽しんでみては。

―――【La Maison de Vent (ラ メゾン デ ヴォン)】

陶芸家 鈴木麻起子氏が手がけるコレクション。ブランドコンセプトは、女性に優しい器であること、スタッキングしやすいこと、女性でも重ねて持ち運べる重さであること、無造作に重ねただけでインテリアに溶け込むデザインであること。立ち姿が美しく花器としても利用できること。料理の見栄えを鮮やかにし、色あわせを楽しんでいただけること。『この器のまわりが笑顔で溢れる場所になりますように』という思いを込めて制作されています。

エディター AGURI
美術大学でデザインを学んだのち、グラフィックデザイナーを経てファッションエディター/スタイリスト/ライターに。
趣味は細々と続けている水泳とサーフィン、ヨガ。

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