CLAY CARE 夏のお疲れ肌に。クレイでスペシャルケア
2024.06.14
皮脂詰まりや日焼けによるダメージ、冷房による乾燥など、肌ダメージが気になる夏はもうすぐそこ。そんな夏に備えてチェックしておきたいのが、クレイを使ったスペシャルケア。天然のミネラルを豊富に含むクレイは吸着力や鎮静効果が強く、ディープクレンジングやトラブルケアにも適しています。目的別にセレクトしたクレイで肌を労ってみてはいかがでしょう?
洗顔後、容器をよく振ってオイルとクレイウォーターを混ぜ、2プッシュを手にとります。両手で肌を包み込むように馴染ませて肌を整えます。
とろみがありつつもさっぱりとしたつけ心地と、フランキンセンス等のほのかな香りが心地良い。
チューブからさくらんぼ1、2個分くらいの量を出し、顔全体に広げます。10〜15分おいたら洗い流します。
一見硬そうに見えるテクスチャーですが、柔らかくワンストロークでしっかり伸びるので、過剰に擦りつける心配もなし。使用後は化粧水のなじみやすさがアップするので、いつもよりたっぷりめの化粧水でケアをして。
敏感肌やエイジングサインが気になっている人におすすめな〈klarm(クラーム)〉のクレンジングクリームは、クレイに贅沢な美容成分を配合。美容液で顔を洗っているような感覚になるリッチなテクスチャーと使用感で、使うたびに肌がしっとり。冷房による乾燥や日焼けによるダメージ後の肌にも最適です。
10円玉程度の量を手にとり、顔全体に広げます。頬と額は両手で包みこむようにして、ゆっくりとすべらせるように何度か往復させ、鼻・あご・口元・目元は円を描くように馴染ませます。オイルのような質感に変化し、メイクが浮いてきたら洗い流します。 洗い流した後はしっとりもっちりな洗い上がりに。
・ベアトップ
フェイスパックなら15g、頭皮パックであれば25g程度の量をとり、少しずつ水を加えてペースト状に。指先に乗せても垂れ落ちない程度の柔らかさになったら肌や髪に塗布します。どちらも5分程度おき、ガスールペーストが完全に乾く前にクルクルとマッサージするように水やぬるま湯で洗い落とします。
モロッコのミネラル豊富なガスールクレイにアーユルヴェーダの植物をかけ合わせることによって、より肌を整える力を持たせた〈Moon Bath(ムーンバス)〉のボタニカルクレイマスク。配合されているダマスクバラ花は肌を癒し、赤みや炎症を落ち着かせてくれます。ゆらぐ時期やうっかり日焼けをしてしまったとき、紫外線に多くあたった日のケアにも取り入れたいクレイです。別売りのマスクブラシを使えば、より簡単にクレイパックが可能。
小さじ1杯分のクレイに水を少量ずつ加えて、ゆるいペースト状にします。クレイブラシで混ぜて目のまわりを避けて塗り、5〜10分後にぬるま湯でオフ。乾燥が気になるときはオーガニックのはちみつを混ぜて使うと、より保湿力の高いマスクになります。
クレイは一見とっつきにくいアイテムかもしれませんが、日頃のケアに取り入れれば使用感やパワーの虜になるはずです。肌がゆらいでいるときや日焼けなどのトラブル時にも頼れるクレイを、夏に備えてスキンケアのラインナップに取り入れてみて。
こちらもおすすめ
MODEL: HAZUKI ONISHI(IMAGE)
PHOTO: SATOMI YAMAUCHI
HAIR&MAKE-UP: TAEKO SUDA
TEXT: AYAKO UENO
エディター AYAKO
雑誌のビューティ担当などを経てフリーに。気になるコスメや美容法はすぐにトライする派で最近はインナービューティに興味津々。料理と美味しいお店探しも大好きな食いしん坊。