autumn make-up 02 WARM-COLOURエフォートレスにまとう秋のこっくりカラーメイク
2023.09.08
マスクが外れ、久しぶりにトータルバランスでメイクを楽しめる秋がやってきました。目元と口元を暖色系の秋色に変えるだけで、一気にメイクもオータムモード。今年はシアーな質感を生かしたエフォートレスなカラーメイクが気分。秋メイク特集第2回目となる今回は、軽さを残した最新カラーメイクをレッツスタディ!
日本人の肌色に馴染みやすい黄味がかったオレンジやイエローは、秋色の中でも挑戦しやすいカラー。マットな質感でカラーメイクを施すと、肩に力が入りすぎたメイクになってしまうので、重たくならないシアー感のあるカラーを選ぶのがポイント。カラートーンを合わせると、よりこなれた印象に。ネイルも黄味がかったグリーンでさりげなくトーンをリンクさせて。
高発色の透け色を重ねてクリアな秋の目元に
1. イエローパール入りで目元に立体感が生まれる〈7NaNatural(ナナチュラル)〉の カラースティック 「04 キ (71)」をアイホール全体にペンシルで描いたら、指で馴染ませて。トレンドの濡れたような質感が簡単に作れます。
2. 締め色として〈7NaNatural〉の カラースティック 「01 ダイダイ (70)」をまぶたの際よりも少し広めにアイラインを引くようにのせる。ゴールドのメタリックが自然なツヤと血色を生み出します。
大人の遊び心は下まぶたに仕込む
1. 目頭から黒目下くらいにかけて〈DIDION(ディディオン)〉の スムース カラー アイライナー 「07 Golden Hour (86)」を引く。ラメ入りのライナーは引きすぎると子供っぽくなってしまうので、半分で留めて引き算を。
サテンマットなカラーでピュアさも宿して
1. 発色、ツヤ、潤いの絶妙なバランスが光る〈DIDION〉の リップスティック サテンマット 「02 Determine (70)」はセミマットな質感。色のヴェールを纏うような発色が上品です。重ねる回数で好みの発色が作れます。
ツヤと透けで軽さを残した大人のカラーメイクに
カラーを全体にまとっているのに、やりすぎ感がないのは透け感とほんのりと濡れたようなツヤ感のおかげ。カラーラインやカラーマスカラは主張するのではなく、「仕込む」というマインドで下まぶたメイクをすると、遊び心があるのに、子供っぽくならずに仕上がります。カラーメイク×カラートップスの日は、ノーアクセでメイクをアクセサリー代わりに。
トータルメイクが楽しめるようになった今秋だからこそ、全体でカラーを楽しむメイクがこなれて見えます。シアーカラーはつけすぎたと思ったら、指で馴染ませると簡単に薄くできるので、ハードル低くカラーメイクにチャレンジできておすすめ。カラーを使いこなして、また違った自分に出会ってみてください。
PHOTO: SOICHI ISHIDA
HAIR&MAKE-UP: YUKA TOYAMA(mod’s hair)
MODEL: YU KAINO
TEXT: AYAKO UENO
エディター AYAKO
雑誌のビューティ担当などを経てフリーに。気になるコスメや美容法はすぐにトライする派で最近はインナービューティに興味津々。料理と美味しいお店探しも大好きな食いしん坊。