ON THE WILD SIDE - 野生植物の力を借りて、オーガニックのその先に。
2022.06.24
ブランドの哲学に触れられる5つのトピック。毎日に取り入れるもので、暮らしの質まで変わってくるから、どんな想いで生まれ、何にこだわっているのか、そのストーリーにも耳を傾けたい。
1. オーガニックの先を目指すクリーンビューティ
フランスのボルドーで生まれた〈ON THE WILD SIDE(オン ザ ワイルド サイド)〉は、有名化粧品メーカーのキャリアを経たアン・ソフィ=ナーディが生み出したクリーンビューティ界の要マークブランド。100%自然由来成分を採用し、石油化学製品に由来する成分は一切使用しない。それだけでなく、オーガニックの美容品に使用が許されている保存料さえも使わないという、オーガニックブランドの中でもとりわけストイックな姿勢を持つ。オーガニックという言葉にすっかり慣れてしまった私たちだけれど、〈ON THE WILD SIDE〉はその中でも一目置くべきブランドなのです。
2. 野生の植物のパワーを最大限引き出す
ブランド名に“WILD”という文字があるように、このブランドの特徴のひとつになっているのがワイルドクラフティング。ボルドーに自生する野生の植物を原材料に用いていること。野生種は、手をかけた栽培種よりもパワフルに働くそう。プラムやスイートアーモンド、アマニなど、フランスで作られたベジタブルオイルに加えキー成分となるのが、白樺の樹液(デトックスと活性化の効果)とブナの芽(再生と排出の効果)。どちらもフランスに生息する樹齢1000年を超える野生の木から採取されたものが配合されている。この植物へのこだわりが、シンプル処方でありながらパワフルなプロダクトの誕生へと繋がっています。
3. 仕上がりにも満足できるシンプルケア
肌質を選ばずに使える配合となっているスキンケアは、クレンジングと保湿のシンプルケアが基本。ファーストステップとなるクレンジングオイルは、潤いを守りながらマスカラもオフ。ベジタブルオイルを豊富に含み、肌のキメを整えツヤをあたえてくれるデイクリームは、肌細胞の再生も促してくれる。肌を活性化させてくれるフェイシャルオイルで肌のバリア機能を高めたら、スキンケアルーティンは完了。さらにプラスしたい場合は、古い角質をオフしてくれるマスクやハンドクリームなどを取り入れても。シンプルだけど効果には満足できる、忙しい日々を送る人にも寄り添ってくれるアイテムです。
4.使い心地と安全性への強いこだわり
〈ON THE WILD SIDE〉のポリシーのなかには、使い心地と安全性へのこだわりがあります。日々使うスキンケアアイテムには、強い香りを過剰に配合せず、ベジタブルオイルがほのかに香るような調合に。数ヶ月かけて行われる徹底的なテストによって、全ての成分を個別テストしているだけでなく、肌の負担も最低限に抑えられています。気持ちが落ち込む時にも心地よい香りで肌と心を優しく包み込み、肌が敏感な時やゆらぐタイミングでも安心して使えるプロダクトは、ぜひ洗面所に備えておきたいもの。
5.製品を通じ未来を見据えた活動も
強い信念に基づいて生まれた〈ON THE WILD SIDE〉は、サステナビリティに関しても熱心なブランド。パッケージはリサイクル可能なガラス製、蓋もリサイクルしやすいタイプを採用。箱もFSC(森林管理協議会) 認証済みの森林の樹木が原料の紙を使用し、1本の木が伐採されるたび、新しい1本が植えられている。そのほかにも上記を用いた製造工程で環境へ配慮したり、野草の摘み手たちをブランドを通じてサポートすることを決め、彼らが加盟しているフランス野生植物採取家協会にも加入するなど、持続可能な未来を見据えた活動もブランドを語る上で欠かせないトピックとなっています。
my first item for ON THE WILD SIDE
はじめに買うならこれがオススメ!
【ON THE WILD SIDE】デイクリーム
¥7,370(税込)
エディター AYAKO
雑誌のビューティ担当などを経てフリーに。気になるコスメや美容法はすぐにトライする派で最近はインナービューティに興味津々。料理と美味しいお店探しも大好きな食いしん坊。