NEW COLOR,NEW MEメイクとネイル、眉毛のカンケイ
2022.04.15
メイクアップをアップデートしたい季節が到来。Life&Beauty by JUN ONLINEにも、フレッシュなメイクブランドが入荷しました。新しく仲間入りしたコスメを使ったトレンドのメイクアップを、ファッション誌や広告を中心に活躍する、ヘアメイクの岩田美香さんがレクチャー。メイクとネイルで色を上手に取り入れて、アイブロウにもこだわりを。いつものメイクに、新作コスメで新しい風を吹かせてみては。
新入荷のブランドをチェック!
Manasi7
創業者スザンヌ・ペーションのインド名“マナシ”と、コスメブランドとして7つ誓いを定めたことがブランド名の由来。素肌を生かすカラーバリエーションと、個々の魅力を引き出す鮮やかな発色が魅力です。また、高品質をキープしながら持続可能な商品であることを徹底するため、小規模生産にこだわっています。人にも地球にもダメージが少ないピュアな原料を使い、適切な水分量を含んでいるので肌馴染みが最高。ひと塗りで洗練されたテクスチャーが叶います。ファッショナブルなパッケージにも注目を。
Licia Florio
ミラネーゼのリチア・フローリオは、ファッションブランドMarniから独立して、ヨガウェアのブランドを設立したデザイナー。この春、ヴィーガンネイルラインとトリートメントプロダクトをスタートさせました。へルシーでフレッシュな色使いは、ファッションをよく知る彼女ならでは。有毒な化学物質不使用、嗅覚にも爪にも優しい使い心地は、一度使用したら誰もが夢中に。ポリッシュの竹製の蓋や、化粧箱の代わりにコットンの袋に入っている点も、おしゃれ心をくすぐるスタイリッシュな仕様です。
血色の良さをプラスした
ナチュラルなグロウメイク
「ポイントメイクではなく、素肌に自然なハイライトと輝き、テクスチャーを効果的に加える技ありメイクです。眉毛を控えめに仕上げると、リップが引き立ちバランスが良くなります」(by MIKA IWATA)
HOW TO MAKE-UP
1.アイホールに【Manasi7】STROBELIGHTER - ELYSIAN(27/ベージュ)を指で馴染ませ、指の残量はそのまま、目頭と下まつげのキワに沿って伸ばす。
2.チークは【Manasi7】ALL OVER COLOUR - SISSEROU(52/ピンク)を手の甲に伸ばし、少しずつ頬骨にそって広げていき、自然なグラデーションに。
3.【Manasi7】ALL OVER COLOUR - SISSEROU(52/ピンク)と【Manasi7】STROBELIGHTER - ELYSIAN(27/ベージュ)を混ぜて、リップにオン。
4.アイブロウマスカラは、【PARISBROW】スタイリングブロウマスカラ ハニーブラウン(01)で眉の毛流れに沿って少しずつつける。
5.ネイルは【Licia Florio】Nail Polish-Terraでシックに引き締めて。
使ったのはこのアイテム
フルーティな色とグロッシーな質感の
ジューシーなカラーメイク
「アイメイク、リップ、ネイルの各所を華やかに彩るメイクは、ハッピーなムード満載。多色使いのメイクアップは厳選した色を使い、色の入れ方を工夫することで、品良く仕上げましょう。カラーアイテムは発色がいいので少量ずつ丁寧につけていくと、大人っぽい雰囲気にまとまります」(by MIKA IWATA)
HOW TO MAKE-UP
1.指で【Manasi7】ALL OVER COLOUR - DENSUKE(28/オレンジ)を目頭にくの字を書くように入れ、下のアイラインも引く。
2.【Manasi7】ALL OVER COLOUR - HELIPTROPE(50/パープル)をアイホールに四角を描くように入れる。
3.リップは深みが出るように、【Manasi7】ALL OVER COLOUR - ALIZARIN(61/レッド)に【Manasi7】ALL OVER COLOUR - KOBICHA(76/ブラウン)を混ぜてからオン。
4.眉毛はクリアマスカラ(【PARISBROW】スタイリングブロウジェル)のみ使って、毛並みを整える。
5.ネイルは【Licia Florio】Nail Polish-Caroteを一度塗り。
使ったのはこのアイテム
アイブロウとリップのみ
クールなピンクメイク
「初夏は甘くない、涼しげなピンクのメイクアップがおすすめです。ハードルが高いと思われがちなカラーアイブロウですが、ピンクを選べば初心者でも難なく取り入れることができます。色味が異なるピンクを効果的に使って、アイブロウが映えるミニマルだけどフェミニンなメイクに」(by MIKA IWATA)
HOW TO MAKE-UP
1.透明マスカラ(【PARISBROW】スタイリングブロウジェル)で眉をコーミングする。
2.ブラシに【PARISBROW】パーフェクトアイ&ブロウパレット ピンクブラウン(03)のピンクを取って、眉頭から毛流れに沿って色を乗せていく。
3.リップは【Manasi7】ALL OVER COLOUR - ETRUSCAN(51/ピンク)をオン。
4.ネイルは【Licia Florio】Nail Polish-Beanを二度塗りする。
使ったのはこのアイテム
〈PARISBROW〉で作る理想のアイブロウ
「アイブロウのメイクは、パウダーとアイブロウマスカラで仕上げると、ふんわりとした自然な仕上がりになります。毛先が平たいアイブロウブラシやスクリューブラシ、細かいラインが引けるブラシなどツールを駆使すると、より理想的な形に仕上がるはず」(by MIKA IWATA)
HOW TO MAKE-UP
1.まずはクリアのアイブロウマスカラ(【PARISBROW】スタイリングブロウジェル)で毛流れを作り、整える。
2.平たいアイブロウブラシ(【PARISBROW】ブロウブラシ)に【PARISBROW】パーフェクトアイ&ブロウパレット ニュアンスブラウン(02)のブラウンを取り、眉頭から毛流れに沿って色をのせていく。このとき、クリアのアイブロウマスカラとパウダーが混ざりあうように。
3.細かいアイブロウブラシ(【PARISBROW】フラットブロウブラシ)で【PARISBROW】パーフェクトアイ&ブロウパレット ニュアンスブラウン(02)のベージュを取り、肌と眉毛の境界線を埋める。
4.【PARISBROW】スクリューブラシでラインと毛流れを整えてできあがり。
「最初に平たいアイブロウブラシでパウダーをのせるときは、毛が生えている方向だけにさっさっと勢いよく描くと、自然で綺麗なラインになります。少しずつ付けると濃い眉になってしまうので注意!」(by MIKA IWATA)
使ったのはこのアイテム
新しくデビューしたコスメブランドはいずれも、人と地球環境に優しいことがテーマ。アイテム数は少なくとも、ポイントを抑えて効果的に使うことで、洗練された雰囲気に仕上がります。衣替えをすると同時に、ストレスフリーなプロダクトと軽やかなメイクアップにシフトチェンジしてみてはいかがでしょう。
HAIR&MAKE-UP: MIKA IWATA(mod’s hair)
PHOTO: REIKO TOYAMA
TEXT: AIKA KAWADA
MODEL: HANNA(TOKYO REBELS)
エディター AIKA
大学卒業後、語学と服飾デザインを学びにパリへ。バイトで始めた編集・ライターが本業になり、ファッションやビューティを中心に執筆。週末は映画とビオワイン、パンがあれば幸せ。瞑想とアーユルヴェーダが気になる。