IN MY ROOMルームウェアこそ、私だけのこだわりを。
2020.10.30
家で過ごす時間が増えたいま。より快適に充実させるためにも見直したいのがルームウェア。着心地の良さはもちろん、こなれた着こなしを叶えてくれる一着を手にれておきたい。朝から眠りに就くまで、スポーティにエレガント、コットンやウールなど、シーンに合せたルームウェアをブランド別にご紹介。おうち時間が楽しくなる、理想的なルームウェアとは。
ViSage
スポーティと女性らしさのグッドバランス
女性の身体のラインを引き立てるのは、トップスのネックラインから背中にかけての緩かなカーヴを描くカッティング。背中のロゴもバックスタイルのワンポイントに。レギンスのレングスは細身で、ハイウェストのデザインがいまの気分にぴったり。汗や水に強い速乾素材と身体を締め付けないストレッチが家の中での着用に最適です。生地のマットなテクスチャーと滑らかな肌ざわりは、ヨガなどエクササイズ時の着用にもおすすめ。
ROPÉ Mademoiselle
ラグジュアリーな素材でヨーロピアンな気分
いつものお家時間をブラッシュアップ。トワルドジュイ柄を思わせるホワイト×ネイビーの花柄をあしらったシャツジャケットは、シルバーのパイピングロープに高級感が溢れています。もう1色は重厚なモスグリーンのベルベッドバージョン。ゴールドのボタンがヴィンテージのムードを醸し出します。ダブルの前開きというのもこだわりのポイント。メンズライクなパンツのシルエットと裾の折り返しのデザインも迫力満点で、優雅な時間を過ごせそう。
ROPÉ PICNIC
センシャルな表情を醸し出すマキシ丈ワンピース。
さらっと手軽に着るだけで、身体をまるっと包み込み、体型カバーをしてくれるノースリーブワンピース。ローウエストの切り替えとAラインで、カジュアルになり過ぎず、一枚で様になります。肌を綺麗に見せてくるシアーで柔らかい素材のベア天竺は、速乾性と抗菌作用もあり機能性も充実。TシャツやロンTとの重ね着やボトムスを下に合わせるなど着こなしの応用も無限大。旅先やビーチサイドでも活躍する、手に入れておきたい一着です。
NERGY
ニットであったか。そしてヘルシーな肌見せを。
素肌に着用可能な厚手のコットンニット。ドロップショルダーとしても着用できるオーバーサイズのトップスは、鎖骨と肩胛骨を美しく演出。エレガントなシルエットを叶えてくれるドルマンスリーブもポイントです。ショーツは腰紐付きでウエストの調節が可能。股上がたっぷりあるボクシーな形が特徴で、トップスとのギャップが健康的な美しさを引き出してくれます。コットン95%、カシミヤ5%の混紡ニットでも手軽に洗濯ができるのも嬉しい。
SALON adam et ropé
2WAYで楽しめるボタン開きニットワンピ。
身体をスリムに見せてくれるリブニットのマキシ丈ワンピース。かかとまであるロングレングスが今っぽく、ヘンリーネックを前にしても、後ろにしてクルーネックとしても着用可能。カジュアルとエレガント、二つの着こなしが楽しめます。ウールの混紡の素材は、暖かく肌触りもいいので素肌に着て問題なし。顔映りのいいおだやかなカラーリングは、色違いで揃えたくなる3色を展開。家の中はもちろん、普段着としても活躍しそうです。
BIOTOP
クラシックなパジャマは温かみのある素材感で。
ユニセックス仕様のパジャマは、クラシックなデザインとカラーレスな色展開が都会的。素材は、快適な睡眠へ誘うコットん100%を採用している。同系色で統一した、繊細なパイピング使いと主張しすぎない光沢のボタンにさりげない美意識が宿る。無骨な襟の開きと大きめの胸ポケットは女性なら華奢に着こなしに。シックで飽きの来ないデザインは、長い間愛用できるにちがいない。誰にでも似合うデザインなので贈り物としてもおすすめ。
ルームウェアと一口にいっても、用途や仕様はさまざま。タイプによってはワンマイルウェアとして使え、外出の範囲も変わってくる。家で、ときに屋外での過ごし方をイメージしてから、適切なデザインや素材、カラーを選ぶことで、ライフスタイルにめりはりが生まれ、健やかな時間を送ることができるはず。心地よく家の中で生活を営むためにも、まずはルームウェア選びを楽しんでみて。
TEXT: AIKA KAWADA
エディター AIKA
大学卒業後、語学と服飾デザインを学びにパリへ。
バイトで始めた編集・ライターが本業になり、ファッションやビューティを中心に執筆。
週末は映画とビオワイン、パンがあれば幸せ。
瞑想とアーユルヴェーダが気になる。