DAY WITH TEA日々、日本茶のある暮らし。
2020.09.24
「米を美味しく味わう」をコンセプトに、御殿場プレミアム・アウトレット内に今年オープンした「サロン ギンザ サボウ こめ食堂」。ここでは土鍋で炊き上げたごはんを定食スタイルで楽しめるほか、食事に合うお茶メニューも充実しています。中でも注目は、静岡の「うちの茶舗」とコラボしたオリジナルブレンド3種。静岡産にこだわった本格的な味わいで、秋の味覚とも相性抜群です。ティーバッグで水出しできるカジュアルさと、手土産に喜ばれるスタイリッシュなパッケージも魅力的。かしこまらず、いつでも気軽に日本茶を取り入れて。
WITH FOOD
お米の美味しさが引き立つ、マイルドな深蒸し茶。
秋の楽しみのひとつが新米。美味しいごはんのお供には、オリジナルブレンドの「静岡深蒸し茶」をセレクト。通常の煎茶よりも時間をかけて茶葉を蒸す深蒸し茶は、渋みが抑えられるのが特長です。茶葉本来の旨味が凝縮された、濃く鮮やかな緑色。一見苦みが強そうですが、まろやかで飲みやすい。口の中にコクと甘みが広がり、ごはんがどんどん進みます。稲穂モチーフの絵柄が食欲をいっそう掻き立てる、サロン アダム エ ロペのオリジナル湯呑とともに。食事の所作も美しく。
AT WORK
香ばしい玄米茶で、仕事の合間にひと息。
デスクワーク中にコーヒーが欠かせないという人も多いはず。でも飲み過ぎると胃に負担がかかるため、たまには体に優しい日本茶でリラックスするのも一案です。そんなときにオススメなのが、炒った玄米と静岡茶をブレンドした「静岡玄米茶」。穀物ならではの香ばしさに疲れがふわっと和らぎ、さっぱりした口当たりがいい気分転換に。カフェインが少ない分、空腹時でも気にせず飲めます。水出しができるので、マイボトルに入れてオフィスに持ち歩くのも今の時代に合った愉しみ方。
AFTER DINNER
一日の終わりに、香り高いくきほうじ茶を。
夕食後のティータイムには「静岡くきほうじ茶」がよく合います。その名の通り、葉の茎の部分だけをより分けてじっくりと焙じたお茶。さっぱり感のある葉のほうじ茶と比べて、くきほうじ茶は甘みがあり、ふくよかな飲み口です。独特の香ばしさで満たされ、脂っこい食事の後も口の中が洗われるよう。カフェインが少ないので就寝前に飲んでも安心です。急須で丁寧に淹れれば、注ぐ瞬間も特別なものに。手のひらを包むようにして湯呑で飲むと体が温まり、慌ただしい一日も穏やかに締めくくることができますよ。
うちの茶舗とサロンによるオリジナルブレンド3種は、Life&Beauty by JUN ONLINEでも購入することができます。苦みを抑えたほのかな甘みは体に優しく、何より嬉しいのはティーバッグでいつでも手軽に味わえること。濃さや温度を調節したり、ミルクで割ってラテにしたり。一日の気分に合わせて自由なスタイルで楽しんでみてください。
Text:EIMI HAYASHI
エディター EIMI
広告代理店勤務を経て、フリーランスのエディター/ライターとしての活動を開始。
ファッション誌を中心にコラムやインタビュー記事などを執筆中。
三度の飯よりミステリー好き。