サスティナブルな視点で九谷焼を知る、無駄のないうつわ

2021.01.25

  • HANASAKA
  • サスティナブル
  • 別注
  • SALON adam et ropé
  • KITCHEN
  • 器のある暮らし
  • FEATURE

九谷焼を支える、山や環境、窯元を支えるプラットフォームとしてモノづくりを発信する「HANASAKA」とSALON adam et ropéがコラボレーション。
サスティナブルな視点と、九谷焼本来のうつわを知るテーブルウエアをリリースいたします。

九谷焼を支える花坂陶石

絵付け技術や様式で広く知られている「九谷焼」。
美しい絵付けを下支えしている生地は200年以上経った現在でも、「花坂陶石」を原料とされています。

日本の焼き物は、通常、土の産出地の名前をとって呼ばれることが多いですが、九谷焼においては「花坂」という名称は用いられてきませんでした。

この、花坂陶石は採石できる鉱山が少なく希少な原料。繊細な絵付けを引き立たせる、高品質な白磁に仕上げるために、硬い陶石は様々な工程を経て九谷の土になっていきます。

写真左から:
①九谷焼の原石「花坂陶石」
②クラッシャーという機械で細かく(1-2cm程度)粉砕した陶石
③スタンパーという粉砕機で粉砕し石粉にしたもの
④水簸(スイヒ)により水槽に溜められた粘土の泥漿(デイショウ:鉱物や汚泥などが混ざっている混合)
※水簸(石粉を水で洗い流し陶石内の粘土と粘土にならないところを分ける作業)
⑤粘土にならず廃棄されている陶石の残土
⑥「④」の泥漿を脱水して粘土の完成

九谷焼の原石「花坂陶石」。クラッシャーという機械で細かく(1-2cm程度)陶石を粉砕していきます。そして、スタンパーという粉砕機で粉砕し石粉にしてきます。

水簸(※1)により、粘土の泥漿(※2)を水槽に溜めていきます。泥漿を脱水していくと粘土が出来上がります。

こうして、仕分けられた陶石の残土は、粘土にならず廃棄されていきます。

※1 スイヒ:石粉を水で洗い流し陶石内の粘土と粘土にならないところを分ける作業
※2 デイショウ:鉱物や汚泥などが混ざっている混合

残土をリユースし、釉薬にした「Une」(ユンヌ)。

「花坂陶石」の粘土になる部分はボディーに。粘土にならない部分を釉薬にし、オール花坂陶石で焼き上げています。九谷の陶石らしいやさしい色合いが特徴です。(写真左)

九谷焼の白生地を感じる「Une "S"」(ユンヌ エス)

従来の九谷焼の生地として製造されている、絵付け前の白生地に透明釉をかけ、還元焼成したもの。ミニマルな雰囲気と、透明感の白生地を感じることができます。

HANASAKA [Une]ユンヌ

HANASAKA for SALON [Une "S"]ユンヌ エス