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INTERVIEW WITH MAO BRAZILMao Brazilが語るHARVEST SPOONの魅力

2022.08.12

  • HARVEST SPOON
  • サプリ
  • FEATURE

モデルだけでなくケータリングサービス「BADBADNOTFOOD」の主宰やスポーツやインナービューティを取り入れたライフスタイルでも注目を集めているMao Brazilさん。今年ついに念願だったウェルビーイングを届けるブランド〈HARVEST SPOON(ハーヴェスト スプーン)〉を立ち上げ、酵素サプリメント“JOY”をリリース。開発に2年の月日を費やした彼女の信念と情熱が詰まったプロダクトの魅力を教えてもらいました。

運動から食へと広がった興味

信念を持つこと、それに基づいた行動を取ること、それを続けること。Mao Brazilさんは、さらにそこに情熱を持ち合わせている人。彼女のこれまでの軌跡は、そのことを証明しています。

彼女を語る上で欠かせない運動は、20代でモデルとして上京した際に体型維持のためにと始めたランニングで、体を動かすことが日常に。「ランニングで自分がどんどん強くなっていく達成感を感じたり、気持ちもポジティブになっていったんです。そこから、ヨガを始めたり、トレーニングを始めたり。運動して健康になればなるほど、口に入れるものにも体が敏感になりました。ジャンクフードとか肉とか、気にならなかったものも、体調変化や不調に気づくようになって」

フードやインナービューティに興味を持ちだし、2018年にはケータリングサービス「BADBADNOTFOOD」をスタート。当時は珍しかったスーパーフードを混ぜたグラノーラやCBD入り弁当やプラスチックを使用しないなど、味と共に彼女の理想を詰め込んだ。しかし、続ければ続けるほど、現実と理想のギャップが生まれてきたという。「CBDはちょっと早過ぎて(笑)、怪しく思われちゃったり。ビーガンマヨネーズとかもこだわるほどに、値段も上がってしまうし、お客様のニーズと自分の発信したいことが合わなくなってきちゃって。あと、ゴミが大量に出るということにも悩んでいました」

そんな中、突如到来したパンデミック。さまざまな撮影やイベントがキャンセルとなっていく中で生まれた時間。ずっとやりたいと願っていたことに時間をかけることができた。それが、今回生まれた〈HARVEST SPOON(ハーヴェスト スプーン)〉の酵素サプリメント“JOY”の開発へとつながっていく。

こだわりを熱意で貫き通した2年間の格闘

「これが本当にいいものだったし、自分にないと無理だってものになっていたので、これをやりたいってなったんです」彼女の言う、“これ”とは、〈HARVEST SPOON〉で使用されている酵素のこと。実家では、今回の酵素の原液を昔から家で飲んでいたのだそう。
「お父さんは毎日飲んでいて、液体だったので肌にかさつきができたときは肌に塗ったりもしていました。私もたまに飲んでいたんですが、毎日飲むようになったのは20歳を超えてから。上京してお酒を飲むようになったんですが、私がお酒が弱くて、人と同じだけ飲めなかったんです。でも、家で飲んでいたその原液を飲んだら、すごくお酒を飲んだ翌日も『あれ、元気かも?』と思えるほど調子が良くて」仲の良い友達にも“特製ドリンク”を渡したら、同様のリアクションが得られたため、商品化を決意。

「もともと、私がその原液をお茶で割って飲んでいて、健康的に実感できたので緑茶に染み込ませるサプリメントにしようと方向性が決まりました」

しかし方向性は決まったものの、原材料、製法やパッケージに至るまで彼女の前にはたくさんの障壁が。「サプリメントには粘着剤としてパーム油由来のものが使われていることが多いのですが、パーム油の原料となる木を伐採することでオラウータンの住処が奪われてしまう。だから、パーム油は使いたくないなと思ったり。あとは、高圧プレスをする工場をいちから自分で探したりとか」

最初は開発アドバイザーや会社に頼ることも考えたが、「ビニールは使って欲しくない」など、製造工程にもこだわりが強すぎるあまり、結局は全て一から自分で探したそう。「結局、自分じゃないから100%の熱じゃないから、自分で探さないと、自分が100%納得できるものはできなかったんです。今の製品は今の自分が出来る限りのことをした最良のものですが、もっといい素材などがあれば進化していきたいと思っています」

そもそも酵素とは? なぜ必要なものなのか?

苦心の末にたどり着いた〈HARVEST SPOON〉の酵素*サプリメント。そもそも酵素とはどんなものなのでしょう?酵素は私たちの体の中に存在し、食べたものをエネルギーに変えたり、手足や臓器を動かしたり、生命活動に欠かせないもの。酵素は体内にある潜在酵素と食事などから取り入れる食物酵素に分けられます。潜在酵素は生まれた時から潜在的に持ち合わせているもの(量は個人差あり)で、年齢とともに減少してしまうのです。

酵素の大きな働きは、健康的な「消化」と「代謝」。消化酵素は食べ物を消化、吸収を促します。一方、代謝酵素は、栄養をエネルギーに変え、身体のバランスなどを司っています。潜在酵素を消化酵素に使いすぎると、代謝酵素に回される量が減り、体内のバランスに変化が生じ、疲れやすくなったり、冷え、などといったあらゆる不調につながってしまいます。

「食物酵素は、食物を発酵させて作っているんですけど、食物酵素は熱にとっても弱い。体内に入っても、体温で大半は死んでしまう。胃を通って腸まで届いたとしても、分子が腸壁の大きさより大きいため吸収できないんです。一般的な酵素ドリンクや酵素サプリメントで健康的な便通になっても、それは水溶性の食物の働きによるもので、自分の“酵素力”が整うものではないのです」

〈HARVEST SPOON〉の酵素は、食物ではなく、バクテリア由来であることが特徴。「この酵素は生きていて、働き続けてくれるんです。イメージ的な話をすると自分の体の中にもっと酵素を出してってシグナルを送ってくれる。それにより、酵素力が整うから体調にも変化が現れるというもの。酵素を摂りましょうというものではなく、整えよう、正しくしようというものです」

*公的機関の算出データを元にしたもの。

導かれるように出会ったやまりん製茶

緑茶成分に酵素を染み込ませている〈HARVEST SPOON〉のサプリメント。その緑茶にも、もちろん人一倍のこだわりがあり、緑茶は有機栽培で作られた伊勢のやまりん製茶のものを使用している。

「緑茶もこだわりたくて、知人から紹介してもらったお茶の博士がいるんですが、その方がいちばんおすすめしてくれたお茶が、伊勢にあるやまりん製茶さんというところのお茶で。伊勢の赤福とかのほうじ茶とかもそのやまりん製茶さんが手がけているんです。

もともと私自身、伊勢の空気感やパワーが感じられるところが好きで、年に何回か行くんですけど、なんか自分とその伊勢の繋がりによって、やまりん製茶さんに引き寄せられたような感じがして。やまりん製茶さんは先代となるお父さんの代から、もう50年ぐらい無農薬でやられていて。実際に伺った時に、「害虫や鶏や虫も全部うちのスタッフなんです」って言っていたのを聞いて、その考え方も〈HARVEST SPOON〉と合っているなと思ったんです」

小さな一歩から未来を変えていきたいという想い

4年前のケータリング事業を始めた時から、CBDや脱プラスチックを掲げるという、時代を先取りしていた彼女のアクション。きっかけはあるブランドのアンバサダー経験だった。「5年前くらいから、そのブランドの現場へ行くときはマイボトル持参が当たり前で、ランニングをしながらのビーチクリーン活動もあったんです。その時のビーチのゴミがすごい量で、そのときに自分がマイボトルに替えるとか、1日ひとつゴミを拾うとかでも少し変わるのかなって。何かものを作るなら、そういったこともしっかりやりたいと思ってたんです」

小さな一歩から変えていきたい。その想いは〈HARVEST SPOON〉でも変わることなく、ボトルにも乾燥剤にも、梱包資材にもプラスチックは使わない。梱包時もビニールテープも使わず、水を塗ることで粘着力が発生するテープを使う徹底ぶり。会社設立時に、1% for the Planetに参加し、年間売上の1%を母なる地球と野生動物の保護に取り組む非営利団体に寄付している。

「1% for the Planetの寄付先は野生動物の保護を選んでいて、生態系を崩すのは自分たちにも影響するし良くないし、元々動物が好きなこともあって自分ができるだけサポートはしたいなと思っています。パッケージは手に取るだけでハッピーになれるデザインを心がけましたが、パッケージにもあえて、1% for the Planetを印字していて、このサプリメントを手にすることで、その活動や環境問題を知るきっかけになったらいいなと思っています」

Mao Brazilが考えるウェルビーイングとは?

長い時間とさまざまな出会いを経てようやく生まれた〈HARVEST SPOON〉のサプリメント“JOY”。JOYは友達の愛犬の名前だそうで、今後のプロダクトも身の回りの犬や猫などの名前にしたいと考えているそう。

「酵素とかに限らず、ウェルビーイングをできるだけの人が感じられるような製品を作りたいですね。具体的にはまだ進んでないんですけど、今後はバスグッズだったりとか、体に塗るオイルだったりとか、自分が訪れた土地で見つけて使ってみていいなって思ったもので、作り方とかも、自分の思想と合っているものであればなんか製品化してみたいなと思っています」

最後に自身にとってのウェルビーイングとはと尋ねると「心と体が整っている状態。日々ストレスとか我慢とかもあるんですけど、幸せを感じられるような状態、やっぱり自然と調和しているっていうところが自分にとってのウェルビーイングだと思います」と爽やかな笑顔と共に教えてくれました。

今回の取材にむけて、酵素の勉強をしてみたところ、知れば知るほど体のメカニズムに大切なことがわかり、更年期時にも健康的に酵素が働くと知り驚きました。インタビューを終えると、やはり飲んでみたい気持ちがムクムク。早速、ネットで2箱ポチっ。飲み始めてそろそろ2週間くらいですが、起床時の空腹感がすごいのと、お腹も快調。夫にも分けてあげたのですが、先日突然「ねえ、この前のサプリ1箱買い取るからちょうだい」と。そんなこと言い出したのは初めてでびっくりしましたが、どうやら体調がいいらしいです。これからは本サイトでも購入できるので、我が家の常備品としてポチり続けようと思います。


TEXT: AYAKO UENO
PHOTO: SOICHI ISHIDA

エディター AYAKO

雑誌のビューティ担当などを経てフリーに。気になるコスメや美容法はすぐにトライする派で最近はインナービューティに興味津々。料理と美味しいお店探しも大好きな食いしん坊。

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